アップルがOS名称を刷新へ、バージョン方式から西暦表記に-関係者
Mark Gurman
- iPhone向けの「iOS 18」は「iOS 26」に置き換わる見通し
- ブランド全体の一貫性を維持し、ユーザーの混乱を回避へ
米アップルは、自社デバイス向けソフトウエア刷新の一環として、基本ソフトウエア(OS)の名称に大幅な変更を加える方針だ。
事情に詳しい複数の関係者によると、次期OSからはバージョン方式ではなく西暦に基づく名称が採用される。iPhone向けの「iOS 18」は「iOS 26」に置き換わる見通し。非公開情報であることを理由に関係者は匿名を条件に述べた。他のOSも同様に「iPadOS 26」、「macOS 26」、「watchOS 26」などになるという。
アップルは、ブランド全体の一貫性を維持し、ユーザーや開発者に混乱を生じさせやすい現在の命名方式を見直すため、今回の変更に踏み切る。現在のOS群(iOS 18やwatchOS 12など)は、それぞれ異なる時期に初版が登場した経緯があり、バージョン番号に統一性がない。
アップルの担当者はコメントを差し控えた。同社は6月9日に開幕する世界開発者会議(WWDC)で、こうした変更を正式に発表するとみられる。
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原題:Apple Plans Biggest-Ever Software Rebrand With Year-Based System(抜粋)
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