新品の「iPhone」を“10万円以下”で買ったという友人。「iPhone 17が発売されたタイミングだから」とのことですが、何か“安く買えるコツ”があるのでしょうか?

Appleは2025年9月19日、新しい「iPhone 17」シリーズを発売しました。通常モデルのほかにも、薄型モデルの「iPhone Air」やハイエンド機種の「iPhone 17 Pro」シリーズも同時発売されています。 図表1

「新型iPhone」が発売された直後に2年落ちの「旧モデルiPhone」を狙えば、10万円以下で新品のiPhoneが買える可能性があります。 例えば、2023年9月22日に発売された「iPhone 15(128GB)」のApple公式価格は、発売日時点で税込12万4800円でした。それが、「iPhone 16」シリーズが発売された2024年9月20日には、税込11万2800円に値下げされています。 Apple公式では販売が終了していますが、ショップによっては発売から2年後の2025年9月現在、10万円を切って販売されています。

iPhoneは何年くらい使えるのか、「OSバージョンアップが提供される期間」や「バッテリーの寿命」を参考に見てみましょう。 OSバージョンアップにより、動作の最適化やセキュリティ強化などが定期的に行われます。最新バージョンのOSを使うことで、スマホを安全に使うことが可能です。 しかし、古いスマホでは最新バージョンのOSをインストールすることができない場合があります。例えば、2025年9月16日に配信が始まった最新の「iOS 26」は、2019年9月発売の「iPhone 11」以降は利用できますが、2018年9月に発売された「iPhone XS」では利用できません。 以上から、「OSバージョンアップが提供される=安全に使える」と仮定した場合、7年くらいは安全に使い続けられるといえるでしょう。 また、スマホに使われている充電式バッテリーは、全て消耗品です。容量やパフォーマンスが使い続けることで下がっていくため、スマホの機種変更やバッテリーの交換などで対策する必要があります。 バッテリーの寿命は、一般的に「フル充電サイクル500回」が目安といわれます。「バッテリー交換=買い替え」と仮定すると、毎日充電した場合は1年半、2日に1回だと3年程度が買い替えの目安になるでしょう。

毎年新シリーズが販売される「iPhone」は、新モデルの発売日に1年前の機種が値下げされます。2年以上経過したモデルは、公式サイトでは購入できなくなるものの、ショップによっては購入可能です。 iPhoneシリーズは、古いモデルでも最新バージョンのOSを使えることから、比較的長く使い続けられます。少しでも安く購入したい場合は、2年前のモデルを探してみるとよいでしょう。 出典 Apple iPhone 17 を購入 Apple iPhone Air を購入 Apple iPhone 17 Proを購入 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルフィールド編集部

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