中国軍ナンバー3、恒例イベントを欠席-拘束巡る報道が以前流れる

Bloomberg News

  • 何衛東・中央軍事委員会副主席、植樹イベントに姿を見せず
  • 取り調べ受けていると米メディア報道、中国国防省は「認識ない」

中国人民解放軍のナンバー3である何衛東・中央軍事委員会副主席が、北京での毎年恒例のイベントを欠席したようだ。同氏を巡っては、習近平国家主席の反汚職キャンペーンの新たなターゲットになったのではないかとの臆測が流れている。

  新華社通信によると、何氏は2日に開催された植樹イベントの出席者として名前が挙がっていない。中央軍事委員会の張又俠副主席や委員2人がイベントに出席した。

  中国軍幹部が毎年春に北京郊外で植樹を行うという伝統は、約40年前に始まった。このイベントには少なくとも過去10年間、中央軍事委員会の2人の副主席をはじめとする幹部が出席しており、2022年に現在の地位に昇進したばかりの何氏の欠席は異例。

  中国国防省は先週、北京での定例記者会見で同氏が拘束されたという報道について「認識していない」とコメントした。ニューズウィーク誌とワシントン・タイムズ紙はこれに先立ち、同氏が取り調べを受けているとみられると報じていた。

関連記事:中国国防省、軍ナンバー3の拘束巡る報道を「認識していない」

  何氏が最後に公の場に姿を見せたのは、3月11日の全国人民代表大会(全人代)閉幕式だった。同氏が犯罪を犯したという公的な証拠はない。

  中国人民解放軍は近年、汚職スキャンダルにまみれており、国防相経験者2人の処分などに至っている。

原題:China’s No. 3 Military Chief Missing From High-Profile Event(抜粋)

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