厚さはコイン3枚分。とにかく薄さを追求したスマートフォン

Photo: ギズモード編集部

中国のモバイルメーカーTECNO(テクノ)が「MWC Barcelona 2025」で発表したのはスマートフォン「SPARK Slim(スパーク スリム)」のコンセプトデザイン。このデバイスはとにかく「激薄」なのが特徴。ひたすらに「薄さ」を追求した端末に仕上がっていました。

厚みはコイン3枚分

横から見た姿はこんな感じ。コイン3枚分ほどの厚みしかありません

SPARK Slimの奥行きは5.75mmとなっており世界最薄仕様とのこと。iPhone 16が7.80mm、Google Pixel 9が8.5mmの奥行きであることを踏まえると、いかに薄いかがわかります。

この「薄さ」を追求するべく、Type-C規格のUSBコネクタも専用設計になっているという力の入れようです。スリムなデザインだと、端末がよりスマートな印象になりますね。

薄型ながらバッテリーも大容量

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ディスプレイは6.78インチ、解像度は1,220p144Hzのリフレッシュレートにも対応しています。最大輝度は4,500ニトと非常に明るく、屋外でも快適に使用可能です。

重さは146gと、かなりの軽量にもかかわらず、バッテリーは5,200mAhとなかなかの大容量薄型軽量ながらバッテリーも潤沢な点は、SPARK Slimの大きな強みと言えるでしょう。

カメラについては、50MPのデュアルカメラを搭載しています。カメラ部分の顔のようなライトは「現時点では装飾ですが、将来的には被写体の表情に応じてリアクションをするような仕様にしたい」とのこと。

SPARK Slimはあくまでコンセプトデザインであり商品化などはまだ未定ですが、ロマンを感じさせるものでした。いったいスマートフォンはどこまで薄くなるんだろう…? これからの進化にも期待が高まります。

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