松田元太「たべっ子どうぶつ」は全人類が楽しめる映画、高石あかりは歌声褒められる（完成披露試写会レポート / 写真32枚）

3DCGアニメーション映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」の完成披露試写会が本日4月7日に東京・新宿バルト9で行われ、声のキャストの松田元太（Travis Japan）、水上恒司、高石あかり、藤森慎吾、蒼井翔太、小澤亜李、水瀬いのり、東山奈央、大野りりあな、監督の竹清仁、脚本を手がけた池田テツヒロが登壇した。

お菓子「たべっ子どうぶつ」をもとにした本作。戦闘力ゼロで“かわいい”だけが取り柄のたべっ子どうぶつたちが、大切な仲間ぺがさすちゃんを助けるため大冒険を繰り広げるさまが描かれる。松田がらいおんくん、水上がぞうくん、高石がぺがさすちゃんに声を当てたほか、さるくん役に藤森、かばちゃん役に蒼井、うさぎちゃん役に小澤、ねこちゃん役に水瀬、きりんちゃん役に東山が選ばれた。主題歌はTravis Japanの「Would You Like One?」に決定している。

10体のどうぶつさんたちと一緒にステージに立ったキャスト・スタッフ陣。松田は「『たべっ子どうぶつ』まさかの映画化。（完成した作品を観て）どうぶつさんたちがめっちゃかわいいし、『この人の声聞いたことある！』っていう、もう豪華・豪華・豪華！ もちろん感動もあるし、全部のよさがぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。お子さんも大人の方も、全人類が楽しめる映画です！」とアピールする。竹清は「3年かかった映画。ようやく皆さんに観ていただけるのがうれしいです」と感慨深い様子。池田は「まさか仕上がるとは。素晴らしい声優陣が集まって、素晴らしいスタッフがいて、ようやく完成した。いまだに信じられないです」と続けた。

水上は、わにくんを演じた立木文彦の演技に驚いたそうで「声優素人の僕からすると、これがプロなんだと思いました。説得力のある芝居でしたね」と回想。また水上は「次は『たべっ子水族館』と戦うのかな……？」とシリーズ第2弾を妄想する。小澤は「わにくんの鼻歌を聞いて、大先輩の立木さん、ここまで濃いキャラクター像を出してくるんだと。うさぎちゃんも負けないぞと刺激をいただいて、録り進めていきましたね」と明かした。

高石は劇中で歌声を披露しており、「音楽のほうにもぜひ注目していただけたら」と笑みを浮かべる。蒼井は「水上さん演じるぞうくんは包容力があって、僕はそれを聞いてかばちゃんはレディ側の包容力を出そうと思ったほど。高石さん演じるぺがさすちゃんは素晴らしい歌声でした。らいおんくんのプリンプリンと動くおなかだったりが好きで、何より松田さんのお声がぴったりでした！」と絶賛した。

藤森は「昔から慣れ親しんだ『たべっ子どうぶつ』。ほかの作品のタイトルを出して申し訳ないのですが、『ミッション：インポッシブル』を観終わったくらいの満足感がある素晴らしい映画です！」とコメント。水瀬は「さるくんは藤森さんすぎる！ オリジナルこそ至高というか、キャラクターとして生き生きされていました」とたたえる。水瀬に褒められた藤森は「気持ちいいっすねえ！」と喜んでいた。

また、たべっ子どうぶつたちと行動をともにすることになる食いしん坊の女の子・ペロを演じた大野は「ペロはすごくかわいくて元気もりもり。ちょっといたずらっ子な一面もあるけれど、どうぶつさんたちと一緒にペロも成長していくので、そんな姿を温かく見守っていただけたら」と述懐。東山は「この映画は最初から最後までずーっとかわいいんです。でもペロちゃんの登場で、かわいさのギアが1つ上がります！」と期待を込めた。

最後に松田は「観終わったあと、優しい心になれると思います。皆さんに楽しんでいただいて、これからの日々の活力になったらいいなと思います」とメッセージを送った。

「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」は、5月1日より全国でロードショー。

※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記