【謎】スシローの『うにまぜそば』が今年の冬はやけにウマイ → 広報に詳細を聞いてみた結果「よく気づきましたね」
2024年12月9日から「冬のうまいもん祭第二弾」が開催されているスシロー。特ネタ中トロにミニシャリ大トロがついて中トロ一貫価格(税込180円~210円)で提供されていたり、とらふぐが登場したりと気合が感じられる。
ただ、私(中澤)が気になったのは毎年出てる「うにまぜそば」だ。なんだか、今年の冬はやけにウマイ気がするのである。そこで広報に話を聞いてみた。
・冬の定番限定メニュー
スシローの期間限定メニューの定番である「うにまぜそば」。うにが贅沢に使われた味はクリーミーで、スシローの麺類の中でも地味にファンがいる麺メニューと言えるのではないだろうか。
正直言うと、私はスシローのうにまぜそばが大好きというわけではない。好みで言わせてもらうと、可もなく不可もなくなんだけど、毎年出るからとりあえず挨拶として食べている。まさしく「定番」という親しみ方をしていたわけだ。
・いつもと違った
しかし、今回発売されたものはひと口目から激ウマであった。まろやかさだけではなく、コクが深くて食べるのが止まらない。いつものうにまぜそばでは、醤油をちょい足しして味変することもあったが、そんなことやる暇もなく食べきってしまった。めっちゃウマイ。
ただ、ネットで検索しても、特にリリース情報的なものはヒットしない。何かが明らかに違うけど、謎だ。そこでメニューを改めてよく見てみたところ、名前が「うにバターまぜそば」になっている。
・広報に聞いてみた
バターが入ってるけどひょっとしてこれか? そこでスシローの広報に話を聞いてみた。うにまぜそばってバター入ってましたっけ?
スシロー広報「濃厚うにまぜそばは色々試行錯誤しながら続いているものなんですが、今回はソースの変更点としてバターが入っている形です。これにより、うにの濃厚さと香りが引き立つものになっているかと」
・定番の新たな一歩
どうやら「うにバターまぜそば」が今回踏み出した新しい一歩であることは間違いない様子。今回が特別に感じたのは間違いではなかったようだ。
そして、味の変化で言うと、前回うにまぜそばを食べた時は、麺がもっと太くモチッとしていた。今は、麺がスッキリしている。以前より麺がちょっと細くなって食感に張りがある気がするのだ。その味と食感のバランスが非常に良かったので、そこについても聞いてみることにした。麺って以前と変わりました?
スシロー広報「麺類の麺については確かに少し前に変更していますが……よくお気づきになりましたね。ちょっと細くなっていて、それによってソースとの絡みもよくなっているかと思われます」
──とのこと。本当に変わっているとはビックリだ。ひょっとしたら、気になっていた点が変わったから気づいたのかもしれない。
・今のスシローは良い
1つ1つの変更点自体は「言うほどのものではない」という軽微なものなのだが、それによっていまいち刺さってなかった私にも刺さるくらい全体の印象が変わっていることに、料理の妙を感じた。個人的にはもはや新メニューと言っても良いくらいウマくなっていると思う。
そんな「うにバターまぜそば」は2025年1月5日までの展開で販売予定総数は40万食。過去にうにまぜそばを食べていまいちに感じた人も是非食べてみてほしい。価格は店舗によって税込480円~520円となっている。
第一弾で登場した馬刺しねぎとろ包みもあるし、冬のグランドメニューのたら白子軍艦とあん肝軍艦もそろい踏みでメニューがキラキラしている今のスシロー。この年末年始は1年で1番良い時期と言えるだろう。
参考リンク:スシロー「冬のうまいもん祭第二弾」 執筆:回転寿司マニア・中澤星児 Photo:Rocketnews24.