マインツ指揮官「佐野海舟は世界一流になれる」。現地サポも「キミッヒより上」

【欧州・海外サッカー ニュース】『ABEMA』の「スポーツタイム」がマインツの佐野海舟を特集。現地取材で本人や監督、サポーターの声を伝えた。

マインツで活躍するMF佐野海舟が『ABEMA』の取材に応じ、ドイツでの私生活やプレー面について語った。また、マインツのボー・ヘンリクセン監督や現地サポーターの同選手への絶大な信頼感が伝えられた。

昨夏にマインツ入りした24歳の佐野は徐々にブンデスリーガに慣れると、ここまでのリーグ25試合で全試合に先発。現在3位と躍進するチームにとって不可欠な存在となっている。

その佐野に関して、『ABEMA』の番組「ABEMAスポーツタイム」が現地に赴いて取材。散歩やドライブをしながら取材に応じた佐野はマインツでの私生活について、「街にはよく来ますね。散歩したり、天気いい日は景色もいいのでカフェに行ったりが多いです。日本食のスーパーや日本食レストランはあるけど、焼肉屋さんがないので、焼肉がめちゃくちゃ食べたくなります(笑)」とオフや食生活について語った。

また、街では「声をかけられることも増えてきました」という佐野は「応援されていると感じますね。マインツは施設も凄く良く、ストレスが全然ない。サッカーをするには最高の環境」と充実の日々を過ごしていることを強調した。

また、プレー面に関しては「自分はブンデスリーガ1年目。今までやったことのないスタジアムや相手が続くので、“どれだけ準備ができるか”によってある程度勝負は決まると思っています」と語り、「試合前は相手チームのフルマッチ2試合分の映像を見て、自分の中でまとめます。試合後は相手の分析と対策をする振り返りを大事にしています」と明かした。

その佐野について、ボー・ヘンリクセン監督は「圧倒的なスピード、ジャンプ力、ヘディングがあり、守備力が非常に高い。佐野はマインツで活躍するだけではなく、世界の一流になるための要素がある」と絶賛。番組では、現地のマインツサポーターの直接取材の様子も伝えられ、年配サポーターが「佐野は一対一に強くて運動量もある。本当にずば抜けているよ」と語れば、若者サポーターからも「佐野はブンデスリーガで最高のボランチだ。(バイエルンのヨズア・)キミッヒより上だね。もっと上手いよ」と絶賛されていた。

ライプツィヒ戦での躍動場面

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