〈17歳女子高生殺害〉「会わないとオマエの家族を殴るぞ…」DVもしていた元恋人の塗装工男(19)は「束縛がひどく、体にアザも…」知人は少女に警察の相談も勧めていた(集英社オンライン)
佐藤さんと親しい高校の同級生の保護者が集英社オンラインの取材に証言した。保護者は佐藤さんのDV被害を知り、きちんと相談するようたびたび声をかけていたという。 「唯来ちゃんとは子供が高校で一緒になってから親しくさせてもらっています。明るくて優しい子で、最後に会ったのは数週間前でしたが、その時もいつもと変わらず明るく挨拶してくれました。 高校にダンス部がなかったので唯来ちゃんはダンスを習いに行っていて、文化祭でもそのダンスを披露していました。弟思いで友達もたくさんいた唯来ちゃんが、なんでこんな酷い目に遭わなければならないのか。 唯来ちゃんが容疑者につきまとわれているという話は子供を通じて聞いていて、何度か本人に『警察に行きなさい』『親御さんに言いづらいなら、私でも誰でも相談してくれていいんだよ』と声をかけたりもしました。 その度に唯来ちゃんはニコニコ笑って『大丈夫』って言っていたんです。あの時、もっと強く言っておけばという思いと、事件の報道を見てやはり許せないという怒りがあり今回証言しようと思いました」
佐藤さんと男が接点を持ったきっかけについても、保護者は知っていた。 「唯来ちゃんが高校2年生の頃、付き合いが始まったと聞いています。容疑者も同じ高校のひとつ上の学年にいて、お互い存在はなんとなく知っていたけど、交流はなかったみたいです。 何をやったのかは知りませんが、容疑者は途中で退学になったそうです。容疑者は、高校入学当時はおとなしかったそうですが、不良っぽい子も多い高校なので、影響されて変わっていったと聞きました。普通の生徒から見れば不良っぽくて怖がられていたと思います。 交際に関しては、容疑者がSNSで唯来ちゃんを見てDMしたのがきっかけだそうです。ただ、付き合ってから容疑者の束縛がひどく、唯来ちゃんはすぐに別れを切り出したみたいで交際期間は短かったと聞いています」 首尾よく交際に漕ぎつけたものの、本性がバレてすぐに関係解消。しかし、男はしつこかった。 「束縛がきついだけでなく暴力もふるっていたらしく、唯来ちゃんは体にアザを作っていたこともあったんです。 暴力は別れてからも続き、ウチの子供も含めて唯来ちゃんの周囲の友人は『もう会わないほうがいいよ』といつも引き留めていたんです。ところが容疑者は、『会わないなら家族に手を出すぞ、殴るぞ』と唯来ちゃんを脅していたんです」 佐藤さんは男を逆上させたら何をされるかわからないと、事態を拡大させないようズルズルと不本意な関係に甘んじていたのかもしれない。友人たちがDV被害を心配するたびに、佐藤さんはこう言っていたという。 『手を出すとしても1回平手打ちするくらいで(容疑者は)落ち着くから私が我慢すれば大丈夫』 そんな状態で容疑者は1年近くも佐藤さんに付きまとっては復縁を迫り続けたという。そして、最悪の結果を免れられなかったのは、男が懇願した「最後のお願い」に勝負を賭けたからだった。(♯4につづく) ※「集英社オンライン」では、今回の記事についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。 メールアドレス: [email protected] X(旧Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班