ウクライナのEU加盟、2030年前に実現も 改革継続なら=欧州委員長
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は24日、ウクライナのEU加盟について、現在のペースで改革が継続されれば2030年よりも前に実現する可能性があると述べた。同日撮影(2025年 ロイター/Gleb Garanich)
[キーウ 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は24日、ウクライナのEU加盟について、現在のペースで改革が継続されれば2030年よりも前に実現する可能性があると述べた。
フォンデアライエン氏は訪問先のウクライナの首都キーウ(キエフ)で記者団に対し「ウクライナの政治的意志を高く評価している。実績に基づく加盟プロセスが現在のペースと質を維持されれば、2030年より前の加盟も考えられる」と述べた。
EUのコスタ大統領も、EU加盟はウクライナの将来にとって最も重要な安全保障の保証になるとの見解を示した。
ロシアによる全面侵攻開始から3年を迎えた24日、ウクライナはキエフで「ウクライナ支援サミット」を開催。コスタ氏やフォンデアライエン氏のほか、カナダ、フィンランド、スウェーデンなどの国の首脳が対面形式で出席した。 もっと見る
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab