新潟が公式戦6連敗でJ1最下位に転落…広島に敗れて入江監督体制での黒星続く

新潟が最下位に転落

[7.20 J1第24節 新潟 0-2 広島 デンカS]

 アルビレックス新潟は20日、J1第24節でサンフレッチェ広島と対戦して0-2で敗れた。公式戦6連敗で入江徹監督就任後は同5戦全敗。他会場の結果を受けて最下位に転落した。

 広島は前半2分、FWジャーメイン良がミドルレンジから左足を振ると、相手にあたってこぼれてきたボールをMF東俊希が押し込んで先制した。さらに広島は同6分、MF田中聡が左サイド深くに侵入して折り返したボールをFWジャーメイン良がジャンピングボレー。わずかに枠の左に外れたが、E-1選手権でMVPと得点王のダブル受賞を果たした好調を示した。

 前半14分にも広島にチャンス。東が蹴った左CKをMF中野就斗が頭で合わせたが、クロスバーに嫌われた。さらにこぼれ球をDF荒木隼人がシュートするも相手のブロックに遭った。

 新潟は前半22分、FW小野裕二の折り返しからMF奥村仁がゴール前でボールを収めたが、荒木の素早い対応でシュートを打ち切ることはできなかった。その後もはミドルシュートなどでゴールを脅かす場面もあったが、同点にはできず0-1で試合を折り返した。

 すると広島は後半3分、左ハーフスペースに走り込んだMF中村草太の折り返しをジャーメイン顔として中野がシュート。GK藤田和輝にセーブされたこぼれ球をFW木下康介が押し込み、後半も開始早々のゴールとなった。

 新潟は後半14分に新加入MF島村拓弥を投入。ただ同24分、DF舞行龍ジェームズが累積警告で次戦出場停止になった。同44分には敵陣ペナルティエリア内で華麗なパスワークを展開するも、島村の折り返しに反応した新加入DF植村洋斗はミートできなかった。

 後半アディショナルタイムには島村が脳震盪の疑いで交代。新潟はホームで完封負けを喫した。●2025シーズンJリーグ特集▶お笑いコンビ・ヤーレンズのサッカー番組がスタート!
データ提供:Opta※大会の公式記録と異なる場合があります

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