「子どもが泳いじゃった」ホテルのプールで従業員が"衝撃の行動"。利用者は唖然→元職員も「おかしいし気持ち悪い」(海外)(BuzzFeed Japan)

動画は11月1日、同州在住のアレックス・ ケンマイルさんが撮影した。

ケンマイルさんは、子どもたちとプールから出ようとした際、使用停止中の温水プールに従業員がシーツを入れる様子を目撃。

従業員が洗濯していることに気づいたケンマイルさんは、自身のFacebookに動画を投稿し、当時の心境をつづった。

「どうして子どもたちをこのプールで泳がせてしまったんだろう」

「本当に衝撃的でした。『このホテルではプールで洗濯をするの!?』って」

動画は拡散され、複数の現地メディアで取り上げられるなど、大きな反響を呼んだ。

ケンマイルさんとその家族はCBSニュースのインタビューで、ホテル側に説明を求めたと明かした。

従業員からの返答は、シーツはすでに洗濯済みの清潔な状態であり、わずかに残ったシミを取り除くために、プールを利用していたというものだった。

また、使用後はプールの水抜きと清掃を行っているという。

ホテル側は、同局の現地取材に「プールにシーツを入れるのは、廃棄予定のものを洗う際の最終手段」であり、「普段はプールの営業時間外に行っている」と説明した。

一方で、2010年に同ホテルで働いていた元従業員は、問題となった洗濯方法について「(当時から)よく行われていた手順だった」と地元ニュース局KVLY-TVの取材で明かした。

「汚れがひどいものはカゴにまとめておき、あとでプールで汚れを落とすんです」

「従業員たちも、この方法は『おかしいし気持ち悪い』と思っていました。でもクビになりたくないから、言われたことをやるしかありませんでした」

動画の拡散をきっかけに、地元衛生局がホテルの調査を開始。担当者と作業方法の確認を行った。

調査の結果、同局の代表であるグラント・ラーソン氏は、今後は別の方法で洗濯をすることをホテル側に要請した。

米疾病管理予防センター(CDC)によると、温水プールでは水や水蒸気を介して増殖した細菌が、利用者の体内に入り、呼吸器や皮膚、消化器系の病気を引き起こす可能性があるという。

関連記事: