【大河ドラマ べらぼう】歌麿役の染谷将太さんがコメント ていの存在、蔦重との関係の変化は「歌麿が絵師として次のステップにいくためのきっかけ」

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放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。7月6日放送の第26回では、形だけの夫婦だった蔦重(横浜流星さん)とてい(橋本愛さん)との関係に進展があり、それによって歌麿(染谷将太さん)の心も大きく揺れ動きました。染谷さんのコメントが届いています。

「蔦重への気持ちは子どもの頃から変わらない」

――歌麿の蔦重への気持ちをどう捉えていますか? 蔦重への気持ちはたぶん子どものころから変わらないと思います。一緒にいたい、一緒に何か物を作りたいっていう気持ちの根っこの部分が何なのか気付いてなかったというか、蔦重への気持ちを改めて感じ直しているっていう。恋愛感情という言葉に当てはめることができない何か、というふうに自分は捉えて演じています。蔦重が人生のすべてになっていたところもあるので、その関係性の形が変わることはすごく不安になるけど、自分には得られない幸せを蔦重が得られることは喜ばしいことではあるという、すごく複雑な状況だなと思います。

「家族を一人奪われた感覚はある」

――ていの存在についてはどう思っている? 歌麿としては、当たり前のようにいた義兄さんが今までの義兄さんじゃなくなるっていう、家族を一人奪われた感覚になってしまっているので、気にくわないんですけど(笑)。蔦重だけではなくていさんも、歌麿が絵師として次のステップに行くためのきっかけの一つ、そういう影響を与えているのかなとは思います。

――今の歌麿について “蔦重と向き合うこと”は、“自分と向き合うこと”。自分の過去とも改めて向き合うことだと思って、自分の存在意義であったり、人として絵師として、自分という存在は何なのかということを探し出しているそんな時期なんじゃないかなと思っています。

美人画で江戸に旋風を巻き起こした天才絵師 喜多川歌麿(きたがわ うたまろ) / 染谷将太さん

幼い頃、絵師・鳥山石燕(片岡鶴太郎さん)のもとで絵を学び、その後、蔦重(横浜流星さん)と出会う。蔦重が洒落本、黄表紙、狂歌本と次々と新たな出版物を手がけていく中で、挿絵の仕事などを任され、自らの画力を磨いていく。 やがて寛政の改革で時代が変わると、蔦重と浮世絵の美人画を仕掛け、その才能を一気に開花させる。美人画は江戸で大評判となり、人気絵師の地位を確立していく。 (美術展ナビ編集班) <あわせて読みたい> 視聴に役立つ相関図↓はこちらから

◇【徹底ガイド】大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」 キャストやインタビュー、関連の展覧会、書籍などを幅広く紹介

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