「対岸の家事」最終回の江口のりこがカッコ良すぎた!織姫父へのツッコミも話題|シネマトゥデイ
多部未華子主演のTBS系火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜よる10:00~放送中)が3日に最終回を迎え、江口のりこ演じるワーママ・礼子が迷い、悩んだすえに出した結論が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。
最終回では、長年確執のあった親と向き合う詩穂(多部未華子)と中谷(ディーン・フジオカ)、そして夫・量平(川西賢志郎)の転勤に伴い仕事を辞める決意を下した礼子、それぞれの葛藤が描かれ、SNSでは葛藤する3人へのリアクションで終始にぎわった。
ADVERTISEMENT~以下、最終回のネタバレを含みます~
中でも注目を浴びていたのが、あれほど家事と仕事の両立を固く誓っていた礼子の行く末。一度は家族の絆を優先して仕事をあきらめた礼子だったが、同僚の今井(松本怜生)からの「今ここで辞めるのがトゥルーエンドとは思えない」「クソゲーやらされたままゲームオーバーになっちゃダメ」とゲーマーらしいアドバイスもあり、決意はグラグラ。さらに礼子の背中を押したのがママ友・詩穂の言葉だった。
礼子のサプライズ送別会も兼ねた七夕パーティーの日。「詩穂ちゃん、これからも専業主婦やっていくの?」と尋ねる礼子に、詩穂はこのままでいいのか迷いはあったものの「楽しく生きている自分を見せられたら」と専業主婦として生きていく意志を告げた。すると礼子は胸のつっかえがとれたかのように「わたし、会社辞めるのやめた」と宣言。礼子は、前の場面で詩穂から告げられた「いっぱい迷っていっぱい悩んで決めたことなら間違いじゃない」との言葉も胸に刻まれていたといい、「わたしも楽しんでる背中を子供たちに見せたい」と胸を張った。
かつては「専業主婦は絶滅危惧種」と詩穂に侮蔑的な陰口をたたいていた礼子だが、詩穂からの学びは絶大で、礼子の下した結論は「良かった!」「それでこそ礼子さん!」「礼子さんかっこいい」など視聴者の支持を集めていた。同時に、礼子を尊重してある決断をした量平にすかさず“先輩風”を吹かす中谷も「中谷さん最高w」と沸いていた。
ADVERTISEMENTちなみに、七夕パーティーで詩穂の娘・苺のかかりつけ医・晶子(田辺桃子)が子供たちに読み聞かせていた織姫と彦星の物語も話題に。夫婦となり仲が良すぎて仕事をしなくなった二人に腹を立てた織姫の父は天の川を隔てて会えなくしてしまった、とのくだりを聞いていた礼子と中谷の妻・樹里(島袋寛子)が口々に「働かないっていうのは確かに問題だけど織姫の父と、織姫彦星夫婦とはもう別の過程だよね? 離れ離れにするという権限をなんで父親が持ってんの?」(樹里)、「確かに、あんたが口出すなって感じだよね。何もしないで口だけ出すってサイテー」(礼子)とツッコミを入れる姿が笑いと共感を誘っていた。(石川友里恵)
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多部未華子主演のTBS系火曜ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(毎週火曜よる10:00~放送中)が3日に最終回を迎え、長年確執のあった母と向き合った中谷(ディーン・フジオカ)の決断が多くの共感を誘った(※一部ネタバレあり)。
最終回では、ワーママの礼子(江口のりこ)が引っ越し準備と仕事の引き継ぎに追われるなか、詩穂は高校卒業後、家を出てから縁を絶っていた父・純也(緒形直人)と、中谷は幼いころに自身に手をあげた母・理恵(長野里美)と向き合うさまが描かれた。
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妻を亡くしてから高校生だった詩穂に家事をすべて押しつけ、青春を奪った純也。詩穂が家を出たのは誕生日の日で、純也は悪気なく「お祝いに今日は詩穂の好きなコロッケがいいかな。用意しといて」と言い放った。二人の確執は深いものだったが、純也が必死に詩穂に歩み寄ろうとしていたこと、彼の住まいから心を入れ替えていることがまざまざと伝わってきたことから、視聴者の間でまだ“余地あり”なムードになっていたが、一方で手厳しい反応だったのが中谷の母。
中谷には幼いころに母にミキサーで殴られ血を流すというトラウマがあり、それが今も彼の心をむしばんでいたことから、中谷が母に会いに行く前から「許さなくていい」という声が多数。中谷と顔を合わせると「いくらでも謝るから許して」と悲痛の表情を浮かべる理恵だったが、視聴者は「楽になりたいようにしか見えない」「謝ったら許してくれると思っていそう」と冷ややか。そんな母に中谷が出した答えは「いつか、母さんに会いたいと思える日が来たら俺から連絡する」「それが1年後、3年後、10年後なのかはわからない。でも本当に僕のことを尊重するなら待っていてほしい」というもの。
ADVERTISEMENT努めて感情的にならず冷静に精一杯の言葉を告げた中谷に、SNSでは「それでいいと思う」「よく言った!」「頑張ったなあ」「いい結論だと思う」「チャンスはあげられたのね」「精一杯の譲歩」「中谷さん成長したな」と多くのエールが寄せられた。
なお、中谷を巡っては爆笑場面も多数。詩穂が虎朗(一ノ瀬ワタル)、苺(永井花奈)と家族写真を撮影する際にはなぜか中谷夫妻も同席し、「なんで中谷さん、ここにいんの…?」と困惑する虎朗をよそに、中谷が「詩穂さん顔を右に5度」「虎朗さんはもう少しあごを引いてください。あ、それだと引きすぎですね」「もっと自然に笑ってください」などと口うるさく“ディレクション”。七夕パーティでは詩穂が礼子のために仕掛けたサプライズを盛大に“失敗”し、彼が短冊に書いた細かく長すぎる願い事にはツッコミが続々。
一方で、“(中谷の育休が明けたら)いつかはこんな風にあえなくなると思うと寂しい”という詩穂に「子供たちがいる限り良き同僚」と誓う姿が多くの胸を揺さぶり、彼の目覚ましい成長を感じさせた。(石川友里恵)
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朝倉かすみの発行部数20万部を突破する小説を堺雅人主演、井川遥の共演で映画化する『平場の月』(11月14日公開)から追加キャストとして大森南朋の出演が発表され、併せて特報映像が公開された。
2018年に刊行され、第32回山本周五郎賞を受賞した同名小説を原作とする本作は、中学時代の初恋の相手同士である男女が、時を経て再会し、惹かれ合う姿を描くストーリー。妻と別れ地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく平穏に日々を生活する主人公・青砥健将(あおと けんしょう)に堺、その青砥が中学生時代に想いを寄せていた女性で幼少期の両親の不和、自分自身も夫との死別など辛い過去のある須藤葉子(すどう ようこ)に井川がふんする。監督を『いま、会いにゆきます』(2004)、『ハナミズキ』(2010)、『花束みたいな恋をした』(2021)などの土井裕泰、脚本を『ある男』(2022)などの向井康介が務める。
ADVERTISEMENT 映画『平場の月』より大森南朋追加キャストとして発表された大森が演じるのは、青砥の同級生・江口剛。堺とはドラマ「リーガルハイ・スペシャル」(2014)以来、11年振りの共演となる。キャストはこれまで中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄の出演が決定している。
特報映像では、お互いに独り身となって再会した青砥と須藤が、「おまえ、あの時何考えてたの?」(青砥)「夢みたいなことだよ」(須藤)、「二年前に帰ってきた。いろいろありましたよ。地元に舞い戻ったって感じ」(須藤)と、離れていた時間、距離を埋めていくさまが収められている。「あまりにも青春」な場面もあり、坂元愛登、一色香澄が演じる二人の中学時代も。また、朝霞の駅前をはじめ原作でも描かれたロケーションの数々が登場している。(石川友里恵)
『平場の月』特報①【11月14日(金)公開】 » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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俳優の小芝風花が、松本潤主演の7月期TBS系・日曜劇場「19番目のカルテ」(毎週日曜よる9時~)に出演することが決定した。
本作は、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての「最善」を見つけ出し、 生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く医療ドラマ。富士屋カツヒトによる連載漫画を原作に、「コウノドリ」シリーズの坪田文が脚本を担当。主人公の総合診療医・徳重晃(とくしげ・あきら)を演じる松本は、キャリア30年目にして自身初の医師役に挑む。
ADVERTISEMENT小芝が演じるのは、徳重と同じ魚虎(うおとら)総合病院で働く、整形外科の新米医師・滝野みずき役。2年間の研修医期間を経て、整形外科の専攻医となって3年目の滝野は、人一倍正義感が強く、まっすぐな性格で曲がったことや不誠実なことが嫌い。患者に対しても「ひとりひとりに真摯に向き合いたい」という志を持っているが、突きつけられる現実を前に、理想とのギャップを思い知らされ葛藤する日々を送っていたところ、魚虎総合病院にやってきた徳重と出会う。
小芝は「初めて日曜劇場に参加させて頂く事になり、とても嬉しく思っています。『総合診療科』というものを、私はこの作品で初めて知りました。時には、原因が分からず色んな科をたらい回しにされてきた患者さんの、最後の砦となる科です。この作品には、特殊な能力を持った医師も、天才的な技術で患者を治す医師も出てきません。 患者さんと対話し、真っ直ぐ、とことん向き合うお医者さんのお話です。素敵な作品になるよう精一杯頑張りますので、楽しみに待っていてください」とコメントしている。
プロデューサーは「西園寺さんは家事をしない」「ファイトソング」などの岩崎愛奈。演出は青山貴洋、棚澤孝義、泉正英らが務める。(編集部・入倉功一)
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嵐の櫻井翔が主演を務める日本テレビ系の新土曜ドラマ「放送局占拠」(7月期土曜よる9時放送)の新キャストが発表され、高橋克典、加藤清史郎、曽田陵介、吉田芽吹の4名が警察官役で出演することが明らかになった。
【画像】嘘だろ…前作「新空港占拠」では初回から裏切られた武蔵
「放送局占拠」は、櫻井ふんする刑事・武蔵三郎と、顔を面で隠した武装集団の戦いを描く“占拠シリーズ”の第3弾。病院占拠事件(「大病院占拠」)、空港占拠事件(「新空港占拠」)に続き、武装集団が500名の人質をとって放送局を占拠。武蔵の最悪の1日が三度描かれる。
ADVERTISEMENT発表された4人は、新たな警察官として武蔵や和泉さくら(ソニン)、本庄杏(瀧内公美)、志摩蓮司(ぐんぴぃ)とともに武装集団に立ち向かう。
高橋は、本庄を姪に持つ警視庁警備部部長・屋代圭吾役。正義感が強く、市民や国家の安全を守る警備部SATに強い誇りを持っている。
加藤は、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)の弟で、義理の兄である武蔵に憧れて警察官となった伊吹裕志役。姉譲りの強い正義感の持ち主で、武蔵が県警から警視庁刑事部BCCTに出向したのを聞き、自らも異動願を出す。
また曽田は、圭吾の部下である警視庁警備部警備第一課捜査員・天草樹役。柔道有段者で市民や国家の安全を守る警備部SATに強い誇りを抱き、自分の捜査員としての能力にも自信を持つ。吉田は、警視庁刑事部SSBCの情報分析官・三宅すず役で、明るい性格で積極的かつ行動力があり、占拠事件で活躍した志摩に憧れている。
シリーズ初参加となる加藤は、小学生時代から“尊敬する人”として櫻井の名前を何度も挙げている。「ようやく初めてお芝居の現場でご一緒できること、義兄である三郎の活躍を見て、刑事を志した裕志とどこか重なる部分もあり、この作品とのご縁に心より感謝しながら、日々撮影に挑んでおります!!」と櫻井との初芝居に充実感をにじませた。
ADVERTISEMENT新キャスト4名のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
高橋克典(屋代圭吾役)
シリーズ三作目の台本を読んでまず感じたのは、前作同様のスピード感と緊張感。状況が次々に動く中で、それぞれの正義や事情が少しずつ明かされていく構成に引き込まれました。SATの指揮官として全体を見渡す立場をどう演じるか、若いキャストは全員初共演なので、現場でどんな化学反応が起きるかも楽しみです。
加藤清史郎(伊吹裕志役)
僕にとって、生まれてからずっと身近な存在である放送局が占拠されるということで、少しゾクゾクしています。武装集団が、どんな理由を持ってして占拠に至ったのか。何がどう暴かれ主張されていくのか。きっと挑戦的な作品になるだろうとも感じています。そして個人的には、“尊敬する人”として、小学生時代から何度も何度も勝手に名前を挙げさせていただいていた櫻井さんと、ようやく初めてお芝居の現場でご一緒できること、義兄である三郎の活躍を見て、刑事を志した裕志とどこか重なる部分もあり、この作品とのご縁に心より感謝しながら、日々撮影に挑んでおります!!
曽田陵介(天草樹役)
今作で3作目となる占拠シリーズに参加させていただけること大変嬉しく思います。台本を読ませて頂いて、全く展開の読めないストーリーと未知の敵との戦いにハラハラしながら読ませていただきました。僕は警視庁警備部警備第一課捜査員・天草樹という初めての役どころで、櫻井翔さん演じる武蔵刑事と一緒に事件を捜査していきます。また始まる最悪な1日を皆様も一緒に考察しながら楽しんでいただけると幸いです!
吉田芽吹(三宅すず役)
占拠シリーズを毎回テレビで観ていた一人のファンだったので、お話をいただいた時には、興奮のあまり食事が喉を通らなくなりました。「放送局占拠」と聞いた時、「そうきたかー!」と。以前から「他に占拠されるとしたらどんな場所かな……」と作品ファンなりに推測なんかもしていました。毎話新しい台本を頂く度に、そのすごい発想と展開に心躍らされています。多くのキャスト・スタッフの皆さんが作り上げてきたこの世界に飛び込めることが、とても光栄です。精一杯、役として生きたいと思います。
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Snow Man の深澤辰哉が、斎藤工と人気子役の永尾柚乃が共演するテレビ朝日系・連続ドラマ「誘拐の日」(7月8日スタート・毎週火曜よる9:00~9:54)でクールな弁護士役を務めることが発表され、キャラクタービジュアルが公開された。
本作は、2023年製作の韓国ドラマを原作に、斎藤が演じる心優しいマヌケな誘拐犯と、永尾が演じる記憶喪失の天才少女が、疑似親子となって逃亡劇を繰り広げるヒューマンミステリー。主人公・新庄政宗(斎藤)は、心臓病の娘の手術費用を捻出するため、裕福な病院長の娘・七瀬凛(永尾)を誘拐するが、ひょんなことから凛が記憶喪失に。とっさに自分が父親だとウソをついた新庄だが、今度は凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害されてしまう。殺人容疑者として追われる身となった政宗は、凛の助言を受けながら一風変わった逃避行を繰り広げる。
ADVERTISEMENT深澤が演じるのは、弁護士の山崎忠(やまざき・ただし)。かつて凛の家に出入りしていた元家庭教師であり、凛の父親が院長を務める病院の顧問弁護士を務める人物でもある。常に冷静沈着で淡々としており、まったく腹の内が見えないクールな男で、新庄と凛の運命を左右する要素をはらんだ、物語のキーパーソンとなる。
初の弁護士役に挑む深澤は、真面目でクールなキャラクターのイメージに合わせて、「ずっと明るめだった髪色を黒にしました。黒髪にビシッとしたスーツに眼鏡、そして弁護士バッジ…というビジュアルは自分自身も新鮮ですが、ファンのみなさんも新鮮に感じていただけるんじゃないかな」とビジュアル面にもこだわりが。
さらに、斎藤&永尾との共演には「斎藤さんは、お芝居の“天才”! がっつり共演できるシーンを今から楽しみにしています」「柚乃ちゃんの出演作を見て“すごい子がいるな!”と勝手に推していたので、一緒にお芝居できるのはうれしい。年齢なんて関係なくめちゃくちゃリスペクトしています」と歓喜。永尾とは、今年5月にバラエティー番組「逃走中」(フジテレビ)でペアを組んだ間柄で「一緒に逃走していたのですが、結局つかまってしまったんですよね……。この『誘拐の日』は逃亡劇なので、今度こそ柚乃ちゃんには逃げ切って幸せになってほしいなと個人的に思っています(笑)」と笑顔で語った。
ADVERTISEMENT本作の脚本は「下町ロケット (第2シリーズ)」、「半沢直樹 (第2期)」、映画『変な家』などを手がけた丑尾健太郎、演出は映画『神様のカルテ』(2011年、2014年)、ドラマ「星降る夜に」(2023年/テレビ朝日)などの深川栄洋が担当する。深澤のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
深澤辰哉(山崎忠・役)
ーーオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください
素直にうれしかったです。すぐにあらすじを読ませていただいたのですが、めちゃめちゃ面白いドラマだなと驚きました。そんな作品によんでいただいて、すごく幸せに思いました。 斎藤工さんをはじめ、共演者がスゴイ方々ばかりなので最初は緊張しすぎて、ぶっちゃけ現場に行きたくなくて…(笑)。でもお会いしてみたら、みなさんフレンドリーで。先輩方のお芝居を間近に見ることができるなんて、とても贅沢な経験です。今は楽しみながら撮影に臨んでいます。
ーーご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
山崎は弁護士で凛の大叔父の秘書的役割も務める、真面目でクールなエリートです。でも、脚本を読み進めるうち、愛というものに飢えた人物なんだなというのが伝わってきて…。現時点では多くを語れませんが、物語が進んでいくと彼が“愛に飢えた理由”がみなさんにもわかっていただけるんじゃないかなと思います。山崎は感情を表に出さないので、表情が変わったときは彼の中で“何か”が動いた瞬間。彼の心の動きを繊細に演じていきたいと思います。 今回、ビジュアルからも作品に染まれたらと思って、ずっと明るめだった髪色を黒にしました。黒髪にビシッとしたスーツに眼鏡、そして弁護士バッジ…というビジュアルは自分自身も新鮮ですが、ファンのみなさんも新鮮に感じていただけるんじゃないかなと。でもまさか、自分が弁護士バッジをつける日が来るとは思いもしませんでした。自分から最も遠い職業だと思っていました(笑)!
ADVERTISEMENTーー主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください
斎藤さんはバラエティーで共演させていただいたとき、カッコイイ雰囲気とは裏腹に、チョイスするワードが個性的で、とても面白い方だなと思っていました。何より、お芝居は“天才”! がっつり共演できるシーンを今から楽しみにしています。 そして、僕は柚乃ちゃんの大ファン。柚乃ちゃんの出演作を見て“すごい子がいるな!”と勝手に推していたので、今回一緒にお芝居できるのはうれしいですね。年齢なんて関係なくめちゃくちゃリスペクトしていますが、役柄を離れると年相応にかわいらしいのがまた魅力だなと思います。
実は柚乃ちゃんとは、みなさんご存知の“逃げるバラエティー”で共演しました。一緒に逃走していたのですが、結局つかまってしまったんですよね…。この「誘拐の日」は逃亡劇なので、今度こそ柚乃ちゃんには逃げ切って幸せになってほしいなと個人的に思っています(笑)。
ーー視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
普通のドラマって全話をとおして“波”ができるイメージがあるのですが、この作品は1話ごとにすごい波が押し寄せてきます。いったい2人はどうなるのか、ハラハラドキドキしながら最後まで作品を楽しめると思いますので、ぜひみなさんご覧ください!
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スーパー戦隊50周年記念作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9時30分~)に、追加戦士の熊手真白(くまで・ましろ)/ゴジュウポーラー役として出演する俳優の木村魁希(きむら・かいき)。初登場回となる第16話「真・救世主ナンバーワン!」(6月8日放送)を前に木村がインタビューに応じ、キャラクターとの向き合い方、東映特撮の先輩とのエピソードについて語った。
【動画】「ゴジュウジャー」追加戦士・ゴジュウポーラーを大解剖!
特撮ヒーロー経験者が身近にいた環境
特撮の先輩にも「ゴジュウジャー」出演報告済みゴジュウポーラーにエンゲージ(変身)する熊手真白は、相棒ロボ「ベアックマ」と共に、さまざまな仕事を「世直し」と称して請け負う男。
ADVERTISEMENT2001年生まれ、4人兄弟の長男である木村は、幼少期からニチアサ(※毎週日曜の午前中に放送される特撮番組)を観て育ったという。「スーパー戦隊シリーズでは『爆竜戦隊アバレンジャー』『特捜戦隊デカレンジャー』『魔法戦隊マジレンジャー』を観ていた記憶があります。大きくなってからは仮面ライダーシリーズの印象が強く、『仮面ライダーディケイド』から『仮面ライダーフォーゼ』まで熱中して観ていました」
木村といえば、テレビ神奈川の地域情報バラエティー番組「猫のひたいほどワイド」で、井上正大(仮面ライダーディケイド/門矢士役)、村上幸平(仮面ライダーカイザ/草加雅人役)、鈴木勝吾(シンケングリーン/谷千明役)ら特撮の先輩たちと共演していた。「特撮作品のオーディションは芸能活動を始めた段階から受け続けて、その都度、先輩方に相談をしていました。『ゴジュウジャー』の出演が決まったことは、井上さん、村上さん、鈴木さんにもご報告させていただきました」
オーディション期間中は「動物戦隊ジュウオウジャー」主演の中尾暢樹とも舞台で共演するなど、木村の側には常に特撮ヒーロー経験者がいた。「僕にとって、東映特撮は『身近であり、かつ遠くもある』という作品だったので、今回(出演の切符を)掴めてすごく嬉しかったです」
ADVERTISEMENT「ゴジュウジャー」出演を知った先輩たちは「自分のことのように喜んでくださいました」と木村は嬉しそうに話す。「(オーディションを)ずっと受けていたことを知っている方たちなので、『やっとじゃん!』という反応だったり、『SNSを頑張った方がいい』『アクションの練習もしっかりしておいた方がいい』と的確なアドバイスをいただきました。先輩ならではの言葉の重みがあり、『頑張ろう!』という気持ちになれました」
セリフに重要なワードが?熊手真白のココに注目
熊手真白が変身するゴジュウポーラーそんな木村が演じる熊手真白は、「ゴジュウジャーとは変わった立ち位置で物事を見ていたり、指輪争奪戦への参加の理由も実は少し違って、すごく異質な存在」だという。熊手のセリフ一つ一つにも、重要なワードが散りばめられているそうで、「今後の展開を考察をしながら視聴する方は、どハマりするキャラクターだと思っています。熊手真白の登場で『ゴジュウジャー』という作品がどう変化するのか、どんな化学反応が起きるのか、楽しみにしていただきたいです」とアピールした。
第16話を演出する田崎竜太監督(崎はたつさきが正式表記)とは、本読みの段階から役についてディスカッションを重ねた。「クランクイン前の読み合わせの時、僕が思っていた熊手真白と、田崎監督の頭の中にある熊手真白のイメージをすり合わせて、『威厳を大切にしたい』と役づくりしていきました。基本的にあまり笑わないことをベースに、熊手の魅力を少しずつ見せていこうという方向性になり、台本に書かれていないことも想像で膨らませて演じていかなきゃと思いました」
ADVERTISEMENT変身後のゴジュウポーラーは、スーツアクターの中田裕士が演じており、撮影現場では木村のアクションを常に見守ってくれているという。「アクションに関しては、カメラの脇で『こういう風にしてみたら?』とアドバイスをしてくださいます。アフレコ収録の時に見るゴジュウポーラーのアクションが、本当にかっこいいんです! 変身後のゴジュウポーラーに熊手が引っ張っていってもらう感覚があり、中田さんには本当に助けられています」
木村は、熊手真白として表現の幅を広げつつ、スーパー戦隊シリーズでしかできない体験を一つずつ吸収しながら「みなさんに愛されるキャラクターにすることを目標に頑張っていきたい」と宣言。応援してくれる子供たちには、劇中で熊手が自称する「ゴッドネス熊手」と呼ばれたいと笑顔で話していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
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名優・吉永小百合が、阪本順治監督と『北のカナリアたち』以来13年ぶりとなる再タッグを組み、日本を代表する女性登山家・田部井淳子さんを演じる映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開)より、特報映像とポスターが公開された。
【動画】のんが雪山で…映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』特報映像
本作は、生涯で76か国の最高峰・最高地点の登頂を果たし、1975年に女性では世界初となるエベレスト登頂に成功した登山家・田部井さんの実話をもとに、エベレスト初登頂から晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けたその勇壮な生涯を壮大なスケールで描く冒険譚。田部井さんの世界初女性エベレスト登頂という偉業から、ちょうど50周年となる本年に公開される。
ADVERTISEMENT主人公の多部純子を演じる吉永は、本作が映画出演124本目となり、初めて登山家役を務める。純子を支える夫・正明は佐藤浩市、純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒でもある新聞記者の北山悦子は天海祐希、青年期の純子はのんが演じる。また、母・純子を応援する娘の教恵役は木村文乃、反発する息子・真太郎役は若葉竜也が務め、そのほか工藤阿須加、茅島みずきも出演する。
特報では主人公・純子の快活な様子が映し出され、雪山に初挑戦したのんがピッケルを力強くふるいエベレスト登頂を目指す様子や、吉永が登山家役として各地の山に登る姿などが収められている。ポスターは純子を中心に、彼女に寄り添い、支え続けた人々を描いたもの。「人生は、八合目からがおもしろい。」というキャッチコピーが添えられ、病に侵されてもなお挑戦を続けた、純子のポジティブさが伝わってくるビジュアルとなっている。(加賀美光希)
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』特報|10月31日(金)全国公開 » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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グローバルボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫が、劇場版『名探偵コナン』シリーズなどの静野孔文が監督を務め、「新世紀エヴァンゲリオン」などの貞本義行がキャラクターデザインを務める長編アニメ『アズワン/AS ONE』(8月22日公開)で声優に初挑戦することが明らかになった。白岩演じる、ヨウのセリフが入った特別映像も公開されている。
本作は、アーケードゲーム「星と翼のパラドクス」の設定と世界観を踏襲した、静野監督のコンセプトをもとに制作陣・脚本家が共に生み出した、完全新作ストーリー。地球に住む主人公ヨウと、宇宙の彼方に存在する星「巡星(めぐりぼし)」でロボット整備士として生きる少女・ラコ。ある日、巨大軌道デブリの落下に駆け付けた仲間を救うため整備途中の機体で飛び立ったラコは、事故に遭い危機一髪の状況に陥る。そして、昏睡状態となったラコの“意識の世界”で、二人は次元を超えて運命の出会いを果たす。
静野は、ミュージシャンを目指しながらも未来に悩む地球の高校生・ヨウの声を担当。本作の制作スタッフが、JO1のメンバーセルフプロデュース企画「PLANJ」第4弾として白岩自身が作詞・作曲したオリジナルソング「ひまわり」を目にしたことをきっかけに、白岩の起用を決めた。
ADVERTISEMENT白岩は「ひまわり」がきっかけのオファーに驚きながら「僕自身がアニメを見るのが好きだったので本当に嬉しかったです」とコメント。初めてのアフレコについて「声優初挑戦ではありましたが、周りの方に支えていただき、一生懸命臨ませていただきました」と語っている。
登場人物も全て新たに設定され、原作同様に貞本がキャラクターデザインを、メカニックデザインは「ガンダム Gのレコンギスタ」などの形部一平が担当する。白岩のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
白岩瑠姫
『アズワン/AS ONE』で主人公:ヨウを務めさせていただくことになりました白岩瑠姫です。 僕の「ひまわり」という作品を見てくださって「主人公のヨウにあっているのでは」とお声がけいただけたと聞き、とてもびっくりしましたが、僕自身がアニメを見るのが好きだったので本当に嬉しかったです。 僕の出演解禁前に、作品についての情報解禁を拝見していて、たくさんの方が楽しみにしてくださっていることに緊張しました。 でも、それ以上に改めて絶対にいい作品にしようと身が引き締まりました。 声優初挑戦ではありましたが、周りの方に支えていただき、一生懸命臨ませていただきました。
僕自身が何度読んでも惹き込まれた面白いストーリーです。ぜひ公開を楽しみにしてください。
【特別映像】『アズワン/AS ONE』 8.22 Fri 主演:白岩瑠姫(JO1)×静野孔文(監督)× 貞本義行(キャラクターデザイン) » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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俳優の今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説の第112作「あんぱん」(総合・月~土、午前8時~ほか)は、5日に第10週「生きろ」第49回が放送。あらすじを紹介する。
【画像】次郎(中島歩)の言葉が引っかかり心が震えるのぶ(今田美桜)…第49回場面写真
のぶ(今田)は、兄に赤紙が届き不安がる生徒に勇ましい言葉をかける。しかし、次郎(中島歩)の言葉が引っかかり心の中は震えていた。のぶは次郎に本心を言えずに送り出したことを後悔する。
ADVERTISEMENTそして嵩(北村匠海)にも、とうとう赤紙が届く。嵩は銀座のカフェに呼び出した登美子(松嶋菜々子)の前で不安を口にする。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルとしたオリジナルストーリー。脚本は、「花子とアン」(2014)以来2度目の朝ドラ脚本となる中園ミホが手掛け、激動の時代を生きた二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語をフィクションとして描く。
暢さんをモデルとしたヒロイン・朝田のぶ(若松のぶ)を、「おかえりモネ」(2021)以来2度目の朝ドラ出演で初主演を務める今田が演じ、やなせさんがモデルの柳井嵩役を北村匠海が務める。RADWIMPSの主題歌「賜物」がドラマを彩り、語りを林田理沙アナウンサーが担当する。(清水一)
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