最近、一部フォルダーの名前やアイコンが変わったのは不具合ではなく仕様 ~Microsoftが案内
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同社のアナウンス
2026年6月のWindowsセキュリティ更新プログラムでは、フォルダーの設定ファイル「desktop.ini」を扱う際のセキュリティが強化されているとのこと。その影響で、一部のフォルダーにカスタムアイコンやローカライズされた表示名が表示されなくなる場合がある。米Microsoftが6月10日(現地時間)、自社のサポートサイトで案内している。
フォルダーの設定ファイル「desktop.ini」。保護されたOSファイルなので、通常は表示されない
2026年6月のWindowsセキュリティパッチでは、「desktop.ini」が以下の“信頼されていないソース”(出所)由来であると判断されると、ファイルが存在しないものとして無視されるようになった。つまり、フォルダーのカスタマイズが適用されなくなる。
- インターネットからダウンロードされ、「Mark of the Web」(MotW)が付与されたファイル
- 一部のWebDAVやHTTPベースの場所など、特定のリモートの場所からコピーされたファイル
- イントラネットとして分類されていない、またはゾーンポリシーで信頼されていないネットワークパスにあるファイル
同社によると、この変更は意図された仕様変更だ。ユーザーがなにもしていなくてもフォルダーのカスタマイズが無効になってしまうことがあるが、不具合ではない。信頼済みソースの「desktop.ini」であれば、引き続き正常に機能する。
「ビデオ」フォルダーの「desktop.ini」へ強制的に「Mark of the Web」(MotW)を付与して、セキュリティパッチを適用
「ビデオ」フォルダーの名前がローカライズ(日本語表記)されず、「Videos」になることが確認できる。「MotW」を消せば、元の状態に戻る
フォルダーのカスタマイズが機能しなくなった場合の対策として、同社は以下の3つの回避策を案内している。
- ソースを信頼済みサイトに追加する(推奨):影響を受けるコンテンツが既知の内部ソースにある場合、そのソースを「信頼済みサイト」の一覧に追加する。他の場所の保護が維持されるため、もっともリスクが低い
- ポリシーで以前の動作を復元する:「ファイル ショートカット アイコンでのリモート パスの使用を許可する」ポリシーを有効化すると、6月より前の動作に戻る。ただし、悪意あるリモートコンテンツへの保護が弱まる点に注意
- 「MotW」を確認して削除する:「desktop.ini」ファイルに「MotW」が付与されている場合は、PowerShellの「Unblock-File」コマンドで削除すれば表示が復元される。信頼できるコンテンツに対してのみ実行すること
たとえば「C:¥Your¥Folder¥Path」フォルダー以下のすべての「desktop.ini」から「MotW」を取り除くには、「PowerShell」で以下のコマンドを実行すればよい。
Get-ChildItem "C:\Your\Folder\Path" -Recurse -Filter desktop.ini -Force | Unblock-File
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