トランプ関税の90日停止、「もろい小休止」に過ぎず=仏大統領

 4月11日、フランスのマクロン大統領(写真)はトランプ米大統領が各国に課した関税を90日間停止したことについて、「もろい小休止」に過ぎないとの認識を示した。写真は9日、パリで撮影(2025年 ロイター/Stephanie Lecocq)

[パリ 11日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は11日、トランプ米大統領が各国に課した関税を90日間停止したことについて、「もろい小休止」に過ぎないとの認識を示した。

Xに「もろいというのは、鉄鋼・アルミニウム、自動車に対する25%関税と、その他の全ての製品に対する10%関税はまだ残っているためだ。これらは欧州連合(EU)にとって520億ユーロ(588億ドル)に相当する!この90日間の一時停止は、大西洋の両岸、そしてそれ以遠の全てのビジネスにとって90日間の不確実性を意味する」と投稿した。

マクロン氏はフランスとEUが一致団結して交渉に臨み、米関税撤廃を目指すことを再確認した。

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