レンタカーを「外国人に売った」 まさかの事態に激怒「ふざけるな」…警察も出動する衝撃展開
業者が個人に貸し出したレンタカーが行方不明になり、衝撃の展開になった。お盆期間のレンタル申し込みを受けて、貸し出した三菱・エクリプスクロス。契約者から返却遅延の連絡があったが、なかなか戻されず、雲行きは怪しくなるばかり。すると警察から連絡が入り、急展開に……。契約者の手元にないということが判明した。あろうことか契約者は「外国人に売った」という趣旨の話をしているという。巻き込まれた異常事態。困惑しながらも被害届提出を予定しているというレンタカー業者に詳細を聞いた。 【写真】転売された実際のレンタカー車両 「行方不明の車です 見かけたら情報ください 三菱 エクリプスクロス 湘南300 わ 5990 ホイールは今は黒いホイールはいてます」 必死の訴えをXに投稿したのは、有限会社近藤車体(@2525r_odwro)。1959年、神奈川・小田原で創業した整備工場。レンタカー事業も手がけており、「新車を導入して数年で入れ替えるサイクルをしております」。家族経営で、愚直に仕事に取り組んでいるという。 同店によると、エクリプスクロスは貸渡用レンタカーで、「購入ではなく4年のリースを利用しています。去年10月登録でまだ1年たっておりません。残債は300万ぐらいでしょうか」。比較的新しいモデルだ。 契約者は日本人の女性で、8月10日朝に電話があり、車を17日あたりまで借りたいとの要望を受けた。「軽(デリカミニ)なら空いてる旨を伝えましたが、『遠方に行くので大きめの車がいい』と言われました。空いてないと伝えたら、いつまでなら大きめの車が使えるかと言われたので、エクリプスクロスなら14日まで使える旨を伝えました。しばらく考えた様子で『それでいい』との返事でした」。女性は時間を置かずに来店し、現金で支払い契約をした。 ところが、約束の14日になっても契約者は戻ってこない。「閉店時間の午後9時になっても帰着しませんでした。何度か電話しても出なかったですが、少しして折り返しがあり、『(東北地方にある)旦那の実家でコロナになってしまい熱がひどい、戻れそうにない』と言われました。お盆ですし当初希望していた17日まで使いたいんだろうなと思ったので、いつぐらいに戻せそうか聞くと、『18日ならいけそう』とのことで、待つことにしました」。 それでも、レンタカーは戻らず。「18日に念のため電話すると『貧血で病院にいる』と言われ、うそくさいなこれはと思いましたが、『1週間ぐらいで戻せる』とのことで、様子を見ることにしました。また、旦那さんの連絡先に電話しましたが電源が入っておらず通じませんでした」。不信感がどんどん募っていった。 しびれを切らし、24日に契約者に連絡。「どうですか? と問い合わせたところ、『まだだめだ』と言われました。旦那さんから連絡してもらうよう伝えました」。同店はここで、踏み込んだ対応に出る。「25日に連絡がなく、26日になって電話しても出なかったため、SMSで法的対応をすることを送りました」。 ここからまさかの急展開。「1時間後ぐらいに警察から電話があり、『エクリプスクロスが盗まれたと言われたのですが、話に矛盾がある。どういうことか?』と問われたので、経緯を話しました。場所が近かったため、すぐに契約者の自宅に向かい、警察、契約者、契約者旦那さんと話をすることになりました」。 驚がくの“結末”が判明する。「契約者はSMSが届いたためやばいと思って旦那さんに盗まれたと言った→旦那さんが警察に電話→警察に問い詰められて売ったことを自白。この流れになります」。契約者は当初、外国人に車を盗まれた旨を話していたが、警察が契約者の自宅に設置されていた防犯カメラをチェックすると、「(契約者が外国人とみられる人物に)鍵や車を渡しているところ、一緒に出かけているところが映っていました。話し合いの場で警察官が矛盾を突いて、詰めていました。カメラに鮮明に映っており、警察と一緒に確認しています。また、ナンバーを外した形跡がないので、“わ ナンバー”のまま持っていったのではないかと思います」と説明する。