動画エディター『nizima ACTION!!』レビュー・評価・感想:初心者でも“それっぽい”動画が手軽に作れちゃう

みなさんは「動画を作ってみたい」と思ったことはありますか?

現代は個人から企業まで、誰もが動画を投稿できる大SNS時代。YouTuberやVTuberなどの言葉も定着してきた昨今、「自分でも動画を作りたい」と思う機会はかなり増えたのではないでしょうか。

しかし、一度でも動画制作を試みた多くの方がこう思ったはず。そう、動画制作とは、

あまりにも「めんどくせぇ~~~~」のです。

「10分の動画を作るのに10時間かかる」なんて冗談めかして言われることもありますが、これがまったく笑えないくらいには大変です。

どうにかして作業を楽にしたい……初心者でもお手軽にそれっぽい動画を作りたいだけなのに……でもそんなサービスがあるわけ……

ありました。

“無料で”、初心者にも優しくて、「ずんだもん」など各種素材も豊富で、Live2Dを簡単に動かせて……

そんな夢のような動画エディター、それが『nizima ACTION!!』

というわけで、本稿ではLive2D公式のオンライン動画エディター『nizima ACTION!!』について紹介していきます。記事後半では、筆者自身が『nizima ACTION!!』を使用して作成した動画も公開していますので、そちらもぜひご覧ください。

文/たし編集/うきゅう

※この記事は『nizima ACTION!!』の魅力をもっと知ってもらいたいLive2Dさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。

目次

初心者を救う、簡単に“それっぽくできる便利機能”がありがたすぎる

動画制作を始めた方の多くが、真っ先につまずく壁があると思います。

そう、作った動画が、どこかパッとしないのです!

……何かが悪いことは分かります。でも、どこをどう変えれば良くなるのかまったく分かりません。

なんとかしようと有名な動画と自分の動画を見比べても、そこには簡単には越えられない“技術やセンスといった壁”が立ちはだかっていることを痛感するばかり。よくできた動画というのは、演出や加工そのものが動画全体と調和していてあまりにも自然なため、「なにをどうしたらそうなるのか」すらわからないのです。

やはり初心者がいきなり一定水準の動画を作るのは難しいのでしょうか……

安心してください。『nizima ACTION!!』にはそんな人を助けるための機能がたくさんあります。

実際にその機能たちを使って制作した画面がこちら。

なんと、こんなに凝った画面がいとも簡単に作れてしまうのです!

やったことといえば『nizima ACTION!!』に最初から入っていた素材を選んで並べていくだけ。ゼロから「どうすればよくなるんだろう……?」と考える時間を短縮できたので、サクサク作業を進めることができました。

before
after

このように『nizima ACTION!!』には、お手軽にいい感じの動画を作るための機能が多く備わっています。

たとえば「テンプレート」機能。これは一言でいうなら、技術やセンスを持つすごい方々が作った「いい感じの作品を自分でも使えちゃう」機能です。

(画像はnizima ACTION!!より)

これらをお借りして、一部を自身の動画素材と取り換えれば、あら不思議。自分でも簡単にそれっぽい動画が作れてしまいます。初心者にはかなりありがたい機能です。

他にも、テロップを簡単に作れる「テキストテンプレート」があり、いい感じの「装飾」や「トランジション(映像のつなぎをいい感じにする効果)」などもこんなにたくさん。「エフェクト」や「アニメーション効果」のテンプレートもしっかり揃っています。

(画像はnizima ACTION!!より)

一覧画面で、どういった素材なのかが分かりやすいのも嬉しいポイント。

こういった素材を初心者がいちから作るのは相当大変なので、簡単に使えるのはかなりありがたいです。いろいろ試しているだけでも楽しくて時間がどんどん溶けていきました。

こんな風に動きのある動画も簡単に作れてしまいます。

ちなみに、上記の動画以外にも、本稿に使用されている画像やgifの一部は『nizima ACTION!!』をいじっているうちに楽しくなった筆者が記事用に作成したものになります。こういうちょっとした素材が自分の手で作れるの、めちゃくちゃ便利。

新たに「VOICEVOX」機能が追加、リップシンクまで簡単にできて快適すぎる

5月27日、『nizima ACTION!!』に新たな機能が追加されました。それが「VOICEVOX」の搭載です。

(画像はnizima ACTION!!より) 関連記事

「Live2D」公式の無料オンライン動画エディター「nizima ACTION!! β版」がVOICEVOXに対応。“ずんだもん”のLive2Dモデルも追加

これはすごいです! 通常「ずんだもん」の音声を利用したい場合は、動画エディターとは別に「VOICEVOX」というソフトを使う必要がありました。しかし、なんと『nizima ACTION!!』では、インストール不要でエディター内から直接「VOICEVOX」の音声合成機能を使えるというではないですか。

さっそく『nizima ACTION!!』から「VOICEVOX」を使ってみましたが、これが便利!

「ずんだもん」に関しては事前にプリセットが用意されていることもあり、字幕を作成するだけで簡単に喋らせることができました。

(画像はnizima ACTION!!より)

テキストを入力し、右下の「更新マーク」を押すと、なんと映像用のテロップにあわせた音声が作成されます。プリセットでは事前にテキストの色付けなども行われているため、その作成・変更の手間がかからないのも助かります。

(画像はnizima ACTION!!より)

もちろん「VOICEVOX」の基本的な設定もエディタ内から編集可能です。

(画像はnizima ACTION!!より)

さらに『nizima ACTION!!』では、Live2Dのリップシンクに対応。エディタ内にあるLive2Dの「ずんだもん」を読み込み、

(画像はnizima ACTION!!より)

素材の設定から「リップシンクを適用」をすると――

(画像はnizima ACTION!!より)

なんとたったこれだけで、テロップにあわせて口が動くずんだもんが作れてしまいました! 

こういった作業がひとつのブラウザ上で完結するのは、『nizima ACTION!!』ならではの強みと言えるでしょう。実際に使っていても、「複数のソフトを起動し、使い分ける」という作業がなくなることの恩恵は非常に大きく感じられました。

たとえば動画編集中に「ちょっとここの音声変えたいな」となったとしましょう。本来であれば以下のような手順で修正をする必要がありました。

音声の追加・修正というのは動画編集中は何十、何百と繰り返す作業です。そのたびに「一度動画エディターをしまって、『VOICEVOX』を開き、また動画エディターに戻ってくる」という操作を挟むのは地味ながらストレスが溜まります。

一回一回は小さな作業でも、積み重なることで大きな時間のロスになっていた部分なので、ここが解消されているのは想像以上に快適な変化でした。大袈裟でなく、動画編集の光明になると感じています。

ありがとう、『nizima ACTION!!』……。

動画制作は1分で始められる。インストールに素材準備、そんなものはもう要らない。

ここまで、『nizima ACTION!!』の便利部分を紹介してきましたが、「新しいソフトって準備が大変そうだな~」や「今のソフトから乗り換えるのもな~」と思っている方もいるかもしれません。

そこで、約5秒でわかる『nizima ACTION!!』の始め方をお伝えします。

これだけで使えます。

念のため文章でも書いておくと、

1公式サイトを開く2「今すぐ無料で始める」をクリック

3アカウントを作成する(任意)

これだけで使えます。

そのうえ記事執筆時点では、『nizima ACTION!!』はベータ版として“無料”で展開されているという大盤振る舞い中。

信じられない方、ちょっと触ってみたいと思った方は、もう今すぐにでも『nizima ACTION!!』のサイトを開いて試してみてください。本当にこれだけで使えちゃいます。すごすぎる。

※アカウントを作成しない場合は「保存」などの一部機能に制限があります。

さらに『nizima ACTION!!』には先述の「テンプレート」などにくわえて、動画を作るうえで欠かせない素材たちも最初から用意されています。特に「いらすとや」や「DOVA-SYNDROME」といった有名サイトとも連携されており、エディタ内から直接素材を探すことができます。これがマージでありがたい。

(画像はnizima ACTION!!より

通常であれば、動画を作るために必要な「キャラの立ち絵」「背景イラスト」「BGM」「効果音」「フォント」といった膨大な量の素材を、自分で集めなければいけません。かつて動画制作にトライした筆者もまた、「え、これ本当に全部自分で調べて集めるの……??」と途方に暮れていたものです。

ところが『nizima ACTION!!』なら、思い立った1分後には機能も素材も充実した環境で動画編集が始められてしまいます。これは動画編集を始めてみたい人にとってはかなり心強い味方になるのではないでしょうか。

というわけで最後に、実際に筆者が『nizima ACTION!!』を使って作成したずんだもんの動画をお見せして終わりたいと思います。筆者は数学が大好きなので、「世界で一番美しい数式」とも言われるオイラーの等式の美しさを東北ずん子さんに語ってもらいました。

動画を作る。口で言うのは簡単ですが、実際に動画の内容を決め、作りきるのはとてつもなく大変なことです。なにかを考えることも、手を動かすことも、結局は自分でやらなければならないのですから。

それでも、『nizima ACTION!!』がそんな大変さをかなり解消してくれるエディタであることは間違いありません。今回動画を作ってみて、イメージを形にする際に役立つテンプレの存在や、素材が最初から収録されていることによる手間の軽減がいかにありがたいのか、身をもって実感することができました。

Live2Dモデルとの簡単な連携、DOVA-SYNDROMEなどの素材連携、各種テンプレートや素材、VOICEVOXによる音声合成など、どれも「これが欲しかったんだよな」と唸りたくなる機能ばかりです。

「動画を作ってみたいけど何から始めたらいいか分からない」という人、「一度初めてみたけど思ったより大変だった」という人、はたまた「すでに動画編集をしていて時短しながらより良い動画を作りたい」といった人は、ぜひ『nizima ACTION!!』を試してみてはいかがでしょうか。

やる気とブラウザさえあればすぐに始められますよ!

ライター

曲を書いたり、プログラミングをしたり、動画を作ったりしていたら、なぜか文章を書くことになっていた人。アクション、探索、謎解き、考察、RTAなど、自分の能力を試せる系の要素はだいたい好き。『スプラトゥーン』シリーズをやりすぎて人生を棒にふりかけたことがある。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

関連記事: