マイケル・バーリは言う。「人類の利益のため、市場は暴落し、オープンAIとアンソロピックのIPOを阻止すべきだ」(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)

マイケル・バーリは、オープンAIとアンソロピックが上場すれば、多額の資本が棄損するだろうと述べた(Astrid Stawiarz/Getty Images)

マイケル・バーリは、オープンAIとアンソロピックの上場を阻止するため、市場は暴落す落すべきだと述べた。「世紀の空売り」で有名な投資家は、AIブームが崩壊すると予想し、AIトレードへの逆張りを強めている。オープンAIはIPO(新規株式公開)を2027年に先送りする一方、アンソロピックは今年11月を目標にしていると報じられている。マイケル・バーリは、市場が暴落して、AI大手2社の上場が阻止されれば、人類にとって有益だと述べている。

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「世紀の空売り」で有名なこの投資家は9月29日、「人類の利益のため、市場は暴落し、オープンAIとアンソロピックのIPOを阻止すべきだ」と、Xに投稿した。その後の投稿で、投稿内容について詳しく説明した。同氏は、両社が「何兆ドルもの資本を吸い上げ」、その後「数兆ドルの資本」が棄損されると述べ、これは「両社がもたらす損害の最小額だ」と付け加えた。バーリは、「映画『ターミネーター』に登場する破壊的なAIシステムにちなんで『スカイネットがIPO(新規上場)できないように市場を暴落させろ』と皮肉を言ったユーザーに対し、「まさにその通り」と返答した。バーリがいかに広範な損害を念頭に置こうとも、両社をめぐる金融上の利害はすでに巨額に上っている。オープンAIのサム・アルトマンCEOは9月初め、AIの安全性をめぐる懸念がある中で2026年に株式を公開するのは「賢明ではない」と述べた。一方、ロイターが確認した目論見書によると、アンソロピックは11月の中間選挙後にIPOを実施する可能性が高い。両社は、Business Insiderのコメント要請に応じなかった。両社は、高度なモデルを開発し、それを支えるコンピューティングインフラを構築するために多額の資本を必要としている。株式を公開すれば、より幅広い投資家に門戸を開くことで、より厚みのある資本にアクセスできる可能性がある。バーリは今週、Substackへの投稿で、AIに対する弱気の見方が今後1年で現実になることを「これまで以上に確信している」と述べ、従来の基本シナリオだった2028年を前倒しした。これを踏まえてバーリは、エヌビディア(Nvidia)、パランティア(Palantir)、マイクロン(Micron)、オラクル(Oracle)、ナスダック100(Nasdaq 100)など、一連の対象銘柄に対して新たにポジションを取ったと述べた。バーリは、半導体やデータセンターへの借入金に依存した投資は持続不可能で、金利上昇の影響を受けやすいと主張してきた。投資が減速すれば、「すべてが崩壊する」と書いている。

ただし今年のAI関連株は、過去最高値へ向かい、こうした懸念をほぼ一蹴している。

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