【速報】日本勢最高位は竹田麗央の11位 吉田優利は21位 開幕からの“日本勢連続トップ10”は17試合でストップ

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

日本勢最高位は竹田麗央の通算9アンダー11位に終わり、昨年の古江彩佳に続く日本勢の大会連覇はならなかった。竹田はトップと4打差の12位から出て、4バーディ、2ボギー「69」。最後まで優勝争いに絡めず、開幕からの“日本勢連続トップ10”も17試合で止まった。

岩井千怜山下美夢有が8アンダー14位。首位と2打差7位から出た吉田優利は2バーディ、5ボギー「74」とスコアを落として6アンダー21位に終わった。

大会はジーノ・ティティクル(タイ)とグレース・キム(オーストラリア)が通算14アンダーで並び、ともにメジャー初優勝をかけたプレーオフに入った。

世界アマチュアランキング1位のロティ・ウォード(イングランド)は13アンダー3位。19位から出て「64」の猛チャージで一時は単独首位に立ったが、57年ぶりのメジャー・アマチュア優勝はならなかった。

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

メジャーでの米ツアー初優勝を目指す吉田優利は一歩後退し、前半を終えた。最終組の2組前、首位と2打差の通算9アンダー7位からスタート。1番でティショットを左に曲げて4オン1パットのボギー。3番も2打目をグリーン左斜面のラフに入れてボギーを喫し、7アンダーとスコアを落とした。

ショットが安定しない中、5番(パー3)はバンカーから、6番はグリーン奥ラフから巧みに寄せる粘りを見せている。

その他の日本勢は21位から出た山下美夢有が11番を終え、12位から出た竹田麗央が10番を終え、いずれも7アンダーとしている。

現在、最終組の1組前で7番を終えた世界ランキング2位のジーノ・ティティクル(タイ)、山下と同組で11番を終えたアマチュアのロティ・ウォード(イングランド)の2人が通算12アンダーでトップに立っている。

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

メジャー制覇へ首位に2打差。通算9アンダー7位につける吉田優利は最終組の2組前から最終ラウンドをスタートし、最初の1番を4オン1パットのボギーで滑り出した。

1Wを握ったティショットは左ラフへ。枝を避けようと低く狙った2打目は“シャンク”して右に飛び出し、フェアウェイを越えて右ラフに入る。3打目をグリーン奥のエッジまで運んだが、パターで打った8mほどの4打目を外してボギーとした。

3日目を終えて4打差12位と逆転Vに望みをつないだ竹田麗央は、吉田の2組前をプレー。1Wショットを左に曲げた1番は低いボールで枝を避けてグリーン右端に乗せたが、下りのファーストパットを大きくオーバーさせて3パットのボギーとした。

4月「シェブロン選手権」に続くメジャー2勝目を狙う西郷真央は、4ホールをイーブンで回り通算5アンダー。前年覇者の古江彩佳は4ホールを終えて通算1オーバー。

通算11アンダーで首位に立つのはカラ・ゲイナー(イングランド)とガブリエラ・ラッフルズ(南アフリカ)。ともにビッグタイトルでの米ツアー初優勝がかかる。

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