【かしわ記念】(船橋)ウィルソンテソーロがゴール前で差し切り勝利、3度目のJpnI制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI

5日、船橋競馬場(晴 良)で行われたダートグレード競走、第38回かしわ記念(JpnI ダート1600m)は、JRAの3番人気ウィルソンテソーロが勝利した。道中は中団を追走し、直線で先に抜け出したミッキーファイトを猛追、ゴール前で差し切った。勝ちタイム1分38秒6、勝利騎手は川田将雅(JRA)。

1番人気ミッキーファイト(JRA)がクビ差の2着、さらに2馬身半差の3着に6番人気ロードフォンス(JRA)。4着コスタノヴァ(JRA)、地方勢最先着は5着のジョージテソーロ(浦和)だった。

ウィルソンテソーロは父キタサンブラック、母チェストケローズ(母の父Uncle Mo)、7歳牡馬。JRA美浦・高木登調教師の管理馬。通算成績は29戦10勝、JpnIは2024年のJBCクラシック(佐賀)、去年のマイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡)に続く3勝目となった。

レース後の関係者のコメント

1着 ウィルソンテソーロ(川田将雅騎手) 「久しぶりにこの馬とJpnIを獲ることができて、すごく嬉しいです。いつも素晴らしい状態で競馬場に来てくれるのですが、今日はさらに、疲れもなく、とてもフレッシュな状態で、具合の素晴らしさを感じる返し馬でした。スムーズにスタートを切って、その後はこの馬とともにリズムの良い形を意識して、あのポジションでした。道中はとても良い雰囲気で進んで走れましたし、直線へ向く前に、捕まえてくれると信じて、直線はしっかり動かしていきました。いつも精一杯頑張ってくれる馬で、一生懸命走っていながら、いつも1頭強い馬が目の前にいてしまう競馬が続いていましたので、この馬が勝ち切ることが出来たこと、この馬の頑張りに頭の下がる思いです。(昨秋のJBCクラシックが)一番僕が乗せていただいた中で、あの馬らしくない走りになってしまった日だったので、その後、いろいろなところで目一杯走りながらも、またこうしてJpnIに手が届いたということを、心から感謝したいと思います。これからもウィルソンテソーロは精一杯頑張ってくれると思いますので、また走るときに応援してもらえたらと思います」

(高木登調教師) 「最後の直線は力が入りました。ゴールまで接戦でしたから分かりませんでした。年齢を重ねて仕上げるのに時間がかかるので、早めに厩舎に入れて調子を上げるという、いつものパターンでした。最近は大井や船橋の1800mや2000mだと砂が深いので負けてしまうところがあります。中央のダートなら1800mまでは良いのですが、地方では1600mぐらいなら何とかこなしてくれないかと思い、ここしかないと思いました。今後はまだ決まっていません。これからオーナーと相談したいと思っています」

2着 ミッキーファイト(クリストフ・ルメール騎手) 「3-4番手でいい感じで行けましたし、4コーナーでの手応えも良く、勝てるかと思いました。ただ、休み明けで太かったこともあり最後は伸びきれませんでした。相手も強い馬ですし、改めてですね」

3着 ロードフォンス(横山和生騎手) 「よく頑張ってくれたと思います。時期的に気温が上がってきて、メンタル面やコンディションが難しかったりするのですが、今日は涼しかったこともあり、馬も機嫌が良さそうでした。いい内容だったと思います」

4着 コスタノヴァ(ダミアン・レーン騎手) 「レース前は具合が良く、返し馬もゲート裏もいい感じでした。駐立も問題なかったのですが、スタートのタイミングでうまく切れませんでした。一生懸命走ってくれたのですが、前半で脚を使ったぶん最後に響きました。もっといいスタートが切れれば、もっといいレースができたと思います」

5着 ジョージテソーロ(落合玄太騎手) 「自分が思っていたより位置取りは後ろになりましたが、道中はこの馬のリズムで運びました。3-4コーナーでおっと思いましたが、相手が強かったです。ただ最後も詰め寄っていて、このメンバーでこれだけやれましたし、南関東では相当強いと思います」

(取材:小塚歩、米田元気)

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