【日本アカデミー賞】最優秀アニメ作品賞は「ルックバック」、河合優実が喜ぶ「やっぱり!」

2025年3月14日 22:51 10 映画ナタリー編集部

映画「ルックバック」が、第48回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞に選ばれ、監督・脚本・キャラクターデザインを担った押山清高、キャストの河合優実らが本日3月14日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式に登壇した。

藤本タツキのマンガを原作とする「ルックバック」では、ひたむきにマンガを作り続ける2人の少女の成長、2人の運命を分ける出来事、その行く末が描かれる。河合、吉田美月喜が声の出演をした。

プレゼンターは前年度「君たちはどう生きるか」で同賞を受賞した、スタジオジブリの執行役員・西岡純一が担った。押山は「日本のアニメ業界を支えてくださっているアニメーター、スタッフとともに作られた作品だと思っています」と挨拶し、「7年前、私は宮崎駿監督のもと、『君たちはどう生きるか』にスタッフとして参加していました。その現場から離れる際に『これからは自分たちの映画を作りに行きます』と宮崎さんにお別れの挨拶をしたんです。こうやって、7年後にスタジオジブリから賞を受け取れたことは特別に感慨深いです」と喜びを噛み締めた。

河合は「おめでとうございます。本当に素晴らしい作品で、アニメーションを観たときから心を奪われていました。世界の皆さんに届くことをワクワクしながら待っていたので、うれしいと同時に『やっぱり!』とも思っています」とほほえみながら祝福した。

なお映画ナタリーでは、授賞式の模様を引き続きレポートする。

※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

第48回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞

がんばっていきまっしょい」「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)」★「ルックバック」

※★印が最優秀賞

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