「今日も仕事か...」“五月病”は6月も注意が必要?! だるさ・無気力の要因は「環境の変化」だけではない 心療科医が教える「対策」とは?

(川崎医科大学総合医療センター 北野絵莉子医師) 「最近の『気温差』ですね。朝は冷えていて昼はあったかいと、そうなると体温調整を自律神経系が司どっていますので、『自律神経の乱れ』につながりやすい」 ■「五月病」にならないために(1)「いろんな人とお話を」 「五月病」にならないためには?北野医師は「基本的なこと」【画像(7)〜(11)】が大切だと話します。 (川崎医科大学総合医療センター 北野絵莉子医師) 「いろんな人とお話したり、リラックスの時間を心がける」 「あとは生活リズムを整える」 「夜は良く眠り朝はしっかり朝日を浴びる」 ■五月病にならないために(2)「大事なのは睡眠!」 心身の健康に必要な「睡眠」です。一方で睡眠不足を補うために、休日に長く眠る「寝貯め」は、体のリズムが崩れてしまう恐れがあるため、注意が必要だといいます。 (川崎医科大学総合医療センター 北野絵莉子医師) 「睡眠をとる時間の真ん中の時間帯が大きくブレないように、眠りの時間を設定すると『時差ぼけ状態』を防ぐことになります」 「『2時間寝だめをしている方』は、そこを改めて、『1時間早めに寝て、1時間遅く起きてリズムが後ろにずれないように』されるといいと思います」 【解説】 五月病対策、様々ありましたが最も大切なのは「生活リズム」、なかでも「睡眠」だということでした。 北野医師によると、平日午後11時に寝て朝7時に起きている人が、休日に少し長めに寝たい場合は、「起きる時間をすごく遅くする」ではなく、例えば【画像(12)】のように「寝る時間を午後10時に、起きる時間を朝の8時に、それぞれ1時間ずつずらす」というようにすれば、生活リズムが崩れにくいんだそうです。 なお昼寝をしたい場合は、午後3時までに、15分から30分程度、長すぎないのが重要です。そして「休養しても2週間以上不調が続く」「学校や会社に行けない状況」の方は、早めに医療機関を受診することが大切だということです。

RSK山陽放送

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