GoogleのGeminiをもっと試そう!推したい5つの理由
競合を幅広く見てきたわけではないですが、GoogleのGemini AIには山ほど機能が存在します。
今回は、Geminiを推す5つの理由をご紹介します。
1. ライブ音声チャットを無料で好きなだけ使える
多くのAIツールでは、ライブの音声でのやり取りは有料のプレミアムプランに限定されていることが多いですが、Geminiは制限なしでリアルタイムでチャットすることができます。
自然に話しかけたり、フォローアップの質問をしたり、最初からやり直さずに話題を変えたりすることができるんです。
1ヶ月以上Geminiのライブ音声チャットを使い、ほかの競合する音声アシスタントと同等レベルだとわかりました。
まず、音声認識がすばらしいです。デフォルトの音声が自然で、文脈に関連した返答をし、複数の言語に対応し、深い議論もでき、日常的な質問には素早く答えることができます。
現時点では、さまざまな感情を表現する能力(ChatGPTのライブ音声機能のような)には欠けますが、Geminiのライブ音声アシスタントは、音声のやり取りに制限がなく、別のデバイスで行った過去の会話も拾い上げることが可能です。
Google Pixelスマホを持っている人はGeminiがすでにインストールされているので、ボタンを押せばデフォルトの音声アシスタントとして使うことができ、さらに便利です。
2. 広範囲で文脈を理解する
Geminiの優れた機能の1つが、文脈の流れを失わずに莫大な情報を処理する能力にあります。Geminiの過去の会話から文脈を引き出す能力は、この卓越した文脈の長さに起因します。
Geminiは、最大150万トークンのコンテキストウィンドウに対応する最先端の言語モデルを使用しているためです。つまり、Geminiは、数時間または数千に及ぶ言語でも、以前の会話の一部を覚えていたり参照することができるのです。
Geminiの驚くほど長いコンテキストウィンドウによって、以下のような用途に使用できます(残念ながら、現時点ではGeminiにテキストファイルをアップロードする方法はありませんが)。
- 長くてまとまりのあるレポートの作成
- 複雑なデータセットの分析
- 多段階の問題解決タスクの支援
競合するAI製品の多くは、ほとんどのタスクに十分機能する長さの文脈に対応していますが、Geminiを使えば、コンテキストウィンドウの制限によって生まれるAIの偽証が減ります。
これによって、長い会話の間もAIに特定の話題を常に念頭に置いて欲しいような重要な状況で、Geminiが役立つツールになります。
3. クオリティの高い画像を生成する
GoogleのGeminiは、驚くほど写実的な画像を生成できるマルチモーダルAIモデルです。詳細な説明を入力することによって、ユーザーはGeminiに画像生成の指示を出すことができます。
たとえば、「夕暮れの静かな湖畔の景色」の画像をリクエストした場合、Geminiはこのような画像を生成します。
Screenshot: MakeUseOf via Geminiテキストと視覚的な能力をあわせると、Geminiはさらにクリエイティブな用途の大いなる支援となります。
自分が思い描いていたものと、まったく同じ画像が生成されるわけではないかもしれません。それでも、以下のような用途に役立つツールです。
- 外部のリソースを雇わずにキャンペーン用のビジュアルを作成する。
- 従来のツールで仕上げる前に初期のコンセプトを生成する。
- 独自のイラストでプレゼンテーションやプロジェクトを引き立てる。
OpenAIのChatGPTのような競合のAI製品も、無料で画像の生成ができますが、Geminiの生成する画像のスタイルのほうがより写実的なようです。
さまざまなAIチャットサービスは、特定のスタイルにこだわる傾向にあります。ですから、写実的なスタイルを求めている場合は、Geminiを使ってみてください。