Apple Watchユーザーのための最強モバ充。Ankerにあり

ケーブルが減るだけで、こんなにストレスも減るとは。

いまや外出の必需品となったモバイルバッテリーですが、Apple Watchユーザーはたとえ手持ちのiPhoneの接続端子がUSB-CだったとしてもApple Watch専用の充電ケーブルが必要なため、最低2本のケーブルを持ち歩かなくてはなりません。

これが旅行ともなると荷物が増えてしまいストレスに感じる方もいると思いますが、そんなお悩みを解決してくれる最強のモバイルバッテリーにようやく出逢うことができましたよ。

USB-CケーブルとApple Watch充電器が内蔵されたモバイルバッテリー

Anker（アンカー）から販売されている｢Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)｣。こちらApple Watchの充電器と短めのUSB-Cケーブル（約22cm）が内蔵されてるため、ケーブルを持ち歩くことなくApple Watchと（USB-Cに対応した）iPhoneを充電できるのが最大の特徴。

側面にはUSB-Cポートが1つ搭載されてるため、3-in-1のモバイルバッテリーとして使うことも可能。合計最大出力は35Wに対応し、10000mAhの大容量という点は安心。

しかしその分、重さは約250g。そこそこずっしり感じますね。

Apple Watchユーザーからすると、このモバイルバッテリーで嬉しいポイントは2つ。

1つはApple Watchの充電器部分を角度調節できるということ。最大90度まで動かすことができ、充電の進捗状況を上から覗き込む必要がなくなります。

もう1つはApple Watch Series 7以降の高速充電に対応しているということ。Apple Watchのモバイルバッテリーで高速充電に対応してるモデルってそう多くない気がするので、短い時間で充電できるのはありがたい限り。

充電状況がリアルタイムに変化していく様子は見ていて楽しい。

また、充電の入出力状況がリアルタイムに確認できるディスプレイが内蔵されてる点も非常に優秀です。 モバイルバッテリーへの給電時に関しては、あとどのくらいの時間で充電が完了するかがわかるのも素晴らしいなと。

ちなみにこちらのモバイルバッテリー、ACコンセントに直接刺して充電できるモデルではないためそこはご注意を。

Apple Watchのバンドを巻けばUSB-Cケーブルも纏められる。

本製品、価格は税込9,990円。同じ10000mAhの容量を搭載したモバイルバッテリーでもっと安く買えるモデルは多く存在しますが、ケーブルを別に持たずにApple WatchとiPhoneを充電できるってことが何より大事なんですよ…。

Apple Watchが登場してから早10年。きっと多くのWatchユーザーが求めていたモバイルバッテリーの正解はこれなんだと思います。

Text, Photo: はらいさん