トランプ氏、中ロとの核軍縮協議に意欲 非核化の動きを支持

トランプ米大統領は13日、ロシア、中国と国防費について協議する会合を開催したいとの意向を示した。同日撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席と核軍縮協議を開始したい意向を示した。

トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、非核化は2期目の目標になると述べた。

米国とロシアの核軍縮の枠組み、新戦略兵器削減条約(新START)は2026年2月5日に期限切れとなる。

トランプ氏は、非核化に向けた動きを支持しており、核兵器を製造する理由はないとの考えを示した。

1期目に核兵器削減についてプーチン氏とすでに合意に達しており、中国も「非常に前向き」だったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生し、取り組みが頓挫したと述べた。

トランプ氏はこの問題を改めて検討するとし、中ロ首脳と個別の会談から始めて、3者会談を開く可能性にも言及した。

会談の具体的な時期は示さなかったが、「そう遠くない将来」に開始したいとした。

多額の資金を軍事費に費やす理由はないとし、「われわれはこれを解決できる、この資金を他の用途に使用できると言いたい」と語った。

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