東京女子プロレス・16歳の風城ハルが日本プロレスリング連盟法人化会見で願いを語る「プロレスがもっと多くの子供たちの憧れの職業になってほしい」

日本プロレスリング連盟は1月20日、都内にて理事、選手が出席して法人化記者会見を行った。

2023年12月に設立を発表した日本プロレスリング連盟は、これまで任意団体として、被災地を支援する合同興行「ALL TOGETHER」の主催など活動してきたが、今後プロレス業界全体の発展及びプロレス文化の普及・海外発信という目的をさらに推進するべく、「一般社団法人」することを発表した。

代表理事に髙木三四郎(株式会社 CyberFight)、業務執行理事に菅林直樹氏(新日本プロレスリング株式会社)、斎藤了(DRAGONGATE 株式会社)、筑前りょう太(NPO法人九州プロレス)が就任。正会員の団体からも理事が名を連ねた。

連盟は「プロレスは常に日本の皆様の背中を押すものでありたい。」をスローガンに10団体が正会員として、これからのプロレス界の発展について活動していく。

会見では連盟について説明や各理事からの挨拶の後に選手が挨拶を行ったが、東京女子プロレスの風城ハル16歳がしっかりとした口調でプロレス界への願いを語った。

「私は今16歳で未成年なのですが、両親の理解があって東京女子プロレスに入団し、団体にもいろいろなサポートをしてもらっています。私は東京女子プロレスに入団して、もっとプロレスが好きになりました。こんな素晴らしいプロレスを、もっと世界中の子どもたちに知ってほしいと思っています。そのために、まず多くの人にプロレスを知ってもらい、世間のプロレスに対するイメージが変わってほしいなと思っています。そして、プロレスがもっと多くの子供たちの憧れの職業になってほしいです。安全面、医療面、コンプライアンスなどが整っていれば、親御さんがより安心して子どもたちを預けられる業界になると思っていますし、その点も日本プロレスリング連盟に期待しているところです」とまさに連盟への期待を代弁するような立派な発言であった。

日本プロレスリング連盟がプロレス界の発展に向けてどのような動きをしていくのか注目していきたい。

▼連盟からの発表詳細はこちら https://proresu-today.com/archives/259730/

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