【中日】大惨敗で5位転落&借金ワーストタイ”13”...22度目零敗で2連敗 9安打9残塁 柳4回6失点KO3敗目 暴投、悪送球×2...ミス連発

■プロ野球 広島 9-0 中日 (12日 マツダスタジアム) 中日は広島との直接対決に9点差大敗を喫し2連敗。4日以来の5位転落となり、57勝70敗2分で借金は今季ワーストタイの「13」となった。 試合は先発・柳が初回、小園の適時打などで2点先制を許すと、3回には中村奨、ファビアンの連打に1死一、二塁から坂倉に2点適時打、なおも2死三塁から自身の暴投で生還を許し4点をさらに失って、4回今季ワースト6失点で降板。さらに5回に2番手・近藤が2四球で2死一、二塁を招くと、サード・福永の悪送球の間に二者生還を許し2失点。8回には4番手・梅野が1失点し9点差となった。一方打線は広島投手陣の前に9安打9残塁を喫し、今季22度目の完封負けを喫した。 柳は3勝2敗、防御率2.05で今季12度目の先発。前回の5日・巨人戦(バンテリンドーム)は6回4安打無失点で勝ち投手、自身2連勝中。広島戦は今季4度目、1勝0敗、防御率1.35。 立ち上がりは先頭の中村奨に中前安打、続くファビアンを空振り三振に仕留めるも、中村奨の二盗に石伊の悪送球が絡んで1死三塁のピンチを招く。すると小園に右前適時打を打たれ先制を許すと、なおもモンテロにレフトオーバーの二塁打で二、三塁を招き5番・坂倉の中犠飛で0-2。 スタメンはセカンド・田中が今季初の1番、2番ショート・山本、3番センター・岡林、4番レフト・細川、5番ライト・上林、6番サード・福永、7番ファースト・ボスラー、8番キャッチャー・石伊、9番ピッチャー・柳。 2点を追う打線は広島先発・森に対し、2回2死から福永が左前へチーム初安打を放つが続くボスラーが右飛。3回は先頭の石伊が左前安打も柳が送れず1死。田中が中前安打で続き一、二塁としたが、山本が三ゴロ併殺打に倒れる。 するとその裏、先頭の中村奨に左前安打を浴びると、続くファビアンに左中間を真っ二つに割る適時二塁打を打たれ0-3。続く小園に遊内安打でつながれ一、二塁となり、モンテロを左飛に打ち取って1死も、坂倉に右翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれ0-5。 なおも1死二塁で羽月の二ゴロ進塁打で三塁に進まれると、暴投間に生還を許し、0-6となった。柳の6失点は24年4月18日・ヤクルト戦(バンテリンドーム)以来。 直後の4回表、2死から上林、福永の連打で一、二塁もボスラーが見逃し三振に倒れる。その裏、柳は4回もマウンドに上がると、2死から中村奨にレフトオーバーの二塁打を許すもファビアンを見逃し三振に斬った。5回の攻撃で代打・辻本が送られたため、柳は今季最短の4回77球、被安打9、奪三振3、無四死球、ワースト6失点(自責5)で降板。 5回は2番手・近藤が先頭から2連続四球でピンチを招くと、坂倉、羽月を抑え2死も7番・佐々木の三ゴロを福永が悪送球し、その間に二者生還を許し0-8。 打線は直後の6回に山本の遊内安打、2死から上林が四球で一、二塁も福永が三ゴロ。7回は先頭のボスラーが右前安打、2死から途中出場・板山が中前安打を放つが山本が見逃し三振。8回は2番手・中﨑に2死から上林が左前安打も代打・チェイビスが空振り三振。 一方6回、7回と3番手・伊藤がイニング跨ぎ、6回は2死から二塁打、7回には安打と四球で2死一、二塁のピンチを招くが無失点に凌ぐ。しかし8回に4番手・梅野が先頭の二俣にレフトへの三塁打を浴びると、内野ゴロ間に加点され0-9。 最終9回は広島3番手・辻の前に7番からの下位打線が打ち取られ、9点差及ばず試合終了。

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