【○虎将トーク】阪神・藤川監督、高橋への高評価は「自分がそう思うだけです」「私個人の考え」
(セ・リーグ、阪神7ー1DeNA、16回戦、阪神10勝4敗2分、27日、甲子園)阪神・高橋遥人投手(29)が今季2度目の先発で、2024年9月13日広島戦(甲子園)以来の白星を挙げた。30球を要し、2死満塁を招いた一回以降、援護を受けて、5回⅔を投げ、6安打7奪三振2四球1失点で、317日ぶりの勝利で、通算成績を19勝19敗とした。高橋降板後は湯浅京己(26)、及川雅貴(24)、ニック・ネルソン(29)、桐敷拓馬(26)の4投手がつないだ。攻撃では高橋の前回登板でバッテリーを組んだ梅野隆太郎捕手(34)に代わってマスクをかぶった坂本誠志郎捕手(31)が二回2死二塁から先制の左前打。その後、2つの適時失策と近本光司外野手(30)のタイムリーで一気に5点を奪った。さらに七回1死一、二塁から大山悠輔内野手(30)の左越え二塁打で2点を追加した。今季最多の貯金「20」とした藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(成績=55勝35敗2分、観衆=4万2635人)。
★テレビインタビュー編
ーー今日の試合を、どう見ていたか
「高橋が1イニング目ですか。30球ほど投げて、ひと汗かいてというところでは、その後自分のペースに持ってきたので、力がある投手だなと思いながら、ゲーム展開は見ていましたね」
ーー高橋の投球は
「85球から95球くらい。95球がマックスだと思って進めているので、その後湯浅がきっちりと投げてくれた。あそこのポジションは非常に重要ですから。素晴らしい湯浅の仕事と。両方ともですね。いい仕事をしてくれたと思いますね」
ーー湯浅含めてリリーフ陣は自分の仕事を全うしてくれた
「湯浅は非常に大きな役割だと思いますけど、あとの投手たちは、まだまだ調整中と言いますか。自分たちのペースを上げていく。桐敷も今日は非常に良かったですしね。ネルソンはヒットを打たれながらでしたけど自分の中でペースを上げていくと言いますか、後半戦のつかみ、まずはスタートですよね」
ーー序盤から主導権を握った
「自分たちのチームのディフェンスなのか、何なのかわからないですけど、プレッシャーなのか、それとも運が向くというのもあると思うんですけど、運を引き寄せるという逆もあるわけで、自分たちは常にきっちりした野球をすると、ただそれだけですね」
ーー大山が2点打
「非常に汗を多くかいて本人の好きな季節だと思いますけど、初回に佐野選手の当たり(1死からの右前打)ですか、あれが捕れなかったことを、初回帰ってきた時、笑顔でね、高橋と話してたので、あぁ良いなぁと思いながら、良い空気でできてると思いますね」
ーー次戦に向けて
「昨日、今日と大事な試合だと思って臨んでいたので、そこが乗り切れたと、いうところで、それから、才木、高橋、含めて、たくさんの選手が後半戦に向けて、良いスタートが切れましたから、森下が少しお疲れかなというところですけど。一日休んで広島戦で、またいい表情で野球してくれたらなと思いますけど。あとは次の広島戦に投げるピッチャーたちね、また後半戦のリスタートになりますから、自分たちのペースをつかんでほしいなと思いますね」
★囲み編
ーー高橋はいろんな球種で三振も取れていたが、また前回からさらに
「DeNAとはそんなに対戦してないのかな。なので、また次の対戦で、いろんなモノが出せるんじゃないかという投球に見えましたから。今後が楽しみですね、はい」
ーー力がある投手と言っていたが、どういったところに
「どうでしょうね。自分がそう思うだけです。周りの皆さんも思ってるかもしれないし、あくまで、私個人の考えです、これはね。チームとしても思ってるところはあると思いますけど」
ーー球数上限95球。次回以降は
「それは言えないですよね。戦術ですから」
ーー二回以降、良くなったところ
「先発投手は一回の立ち上がり、どうしても重くなったりするんですけど、丁寧に投げながらアウトを重ねて、二回で軌道に乗ることができるということは、先発投手として非常いいモノが、力があるということですね」
ーー坂本がバットでも貢献
「明日またしっかり休んでね。また明後日からにみんな備えてね。個々の選手ことは個々の選手に聞いてもらった方がいいんじゃないですかね」
ーーペースをつかむ手応えは
「まだ出ていない投手たちがいますから。ペースに乗ってもらうのが考えているところですから。次の3戦も1人ずつまたピッチャー違いますけど、彼ららしくやってくれればいいと思いますけど。まだまだ、そんなところですね」