5月29日は「ハッピーターンの日」。東京おかしランド限定商品を食べ比べてみたら、さらに惚れた。
突然だが、5月29日はハッピーターンの日であるということをご存知だろうか。
そして、私が世界で一番好きなお菓子もハッピーターンである! 悲しいときも、嬉しいときもハッピーターンはいつもそばにいた。
そんなハッピーターン好きの憧れの場所の一つが東京駅内にある「東京おかしランド カメダセイカ」だ。
・「東京おかしランド」は地下1階の改札外
ランドとついているので有料エリアかと思いきや、入場無料のアンテナショップの集合体である。
カルビーやグリコ、森永製菓、そして亀田製菓の4つのメーカーが展開している。亀田製菓は「カメダセイカ」という名称で限定商品や出来立てのお菓子などを販売している。
店内には気になる商品がズラリ。
「至幸の黒トリュフ塩味」など、興味深い限定商品もたくさんある。
レジ横には、備え付けのキッチンでの出来立て商品として、柿の種をフライして味付けしたものやハッピーパウダーを増量させた「超ハッピーターン」なるものも並んでいる。
個人的にハッピーパウダーが多いのは、あまり好みではなく、むしろ減塩バージョンの方が好きなくらいだ。あとソフトクリームと合わせてほしいと願ったこともないのでここは素通りしていく。
・日本でここだけ! 変わり種に手を伸ばす
やっぱり、棚に並ぶ限定商品があれもこれも気になる~と迷っていると、こんなものを発見。
限定の味4種類が入った「カリッと!亀田の柿の種&超ハッピーターンのアソートボックス」(2160円)があるではないか!
これに追加で「辛ターン」(259円)を購入してみた。
まずはアソートボックスから早速開けてみよう。中には4種類の商品が3袋ずつ入っている。
・柿の種揚 焦がし醤油味 ・柿の種 ハッピーターン味 ・超ハッピーターン 至福のチーズ味
・超ハッピーターン しあわせの贅沢ハニーバター味
・心して実食……(多幸)
まずは、一番期待値の高い「至福のチーズ味」から食べてみる。
通常のハッピーターンよりも小さめのひとくちサイズが6枚入っている。
わずかにハッピーターンらしさを残しつつも、チーズ感がしっかり感じられておいしい。あっという間に1袋完食。
つづいて「しあわせの贅沢ハニーバター味」。
こちらは、たまたまかもしれないが5枚入り。人気の味らしいが、かなり甘くて好みがわかれそう。
おいしいけれど、食べすぎるとクドくなりそうなので、個人的には2、3枚くらいがちょうどいいかなという感じ。
そして、好きなものが揃っている夢の組み合わせ「柿の種 ハッピーターン味」。結構、しっかりパウダーがかかっている。
あれ?
ちょっと思ったのと違うかも。決しておいしくない訳ではないが、2〜3分脳内会議をした結果「柿の種とハッピーターンは別々の方がいいと思う」が私の結論となった。
最後にいただいたのは「柿の種揚 焦がし醤油味」。
開けた瞬間、鰹と昆布の香りが漂ってくる。出汁(だし)=海外にうけそう という安易な発想だが、インバウンド観光客におすすめしたい。後味が少しだけピリッとするので小さなお子様は要注意だ。
2160円で12袋入っているので、1袋180円と思うとやや割高感はあるが、限定品を少しずつ食べるにはなかなかいいかもと言える商品である。
・「辛ターン」(259円)は?
激辛パウダーが入っている「辛ターン」も開封してみた。
開けた瞬間わかる……これは本気のやつだ……!
試しに半分に割ってみると、中にもびっしりと辛そうなのが入っている。
パッケージには「辛い?……幸せ?」と書かれていたが……
辛いーーーーーーーっ!
これは、あのほのぼの味のハッピーターンとは完全に別物。かなりしっかりした辛さで、しかも口の中にずっと残る系。
でもそれが逆にクセになりそうな気も……。
辛いもの好き×ハッピーターン好きには、猛烈におすすめしたい商品だ。
ただ、私はそこまで辛いもの好きではないのでやっぱり最後はいつものハッピーターンに戻りたくなった。刺激を求めたい日やお酒のお供にはぴったりかもしれないけれど、「ほっとする味」を求めるなら、やっぱり定番のハッピーターンに軍配が上がる。
まだまだ、いろんな可能性を秘めていそうなハッピーターンの伸びしろ。そんなハッピーターン沼の深さを改めて実感して、さらに好きになった。
参考リンク:東京おかしランド カメダセイカ 執筆:夏野ふとん Photo:RocketNews24.