絵のように美しい欧州の街がほぼ独占、駐在員が住みやすいトップ10
- アジアのトップはシンガポール、北米ではバンクーバー
対立的な政治、戦争、将来への不安がニュースの見出しを独占した激動の1年を経て、念願の移住を実現する時が来たのだろうか。もしそうなら、次に移住する場所はどこかがいいだろう。
コンサルティング会社マーサーが実施した2024年の海外駐在員向け「生活の質(Quality of Living)」調査によれば、西欧のどこかが最有力候補かもしれない。同調査ではスイスのチューリヒが1位となり、オーストリアのウィーンとスイスのジュネーブがそれに続いた。トップ10のほとんどを、絵のように美しい欧州の都市が占めた。
チューリヒは「優れた公共サービス、低い犯罪率、活気のある文化シーン、持続可能性への取り組み」が評価された。 ただし、物価の高さには注意が必要だ。
欧米以外を望むなら、ニュージーランドのオークランド(5位)が検討に値する。北米の都市でトップ10にランクインしたのはカナダのバンクーバー(7位)だけだった。
アジアではシンガポールが最も高い評価を受けたが、順位を1つ落として30位だった。香港は76位。
米国で最も順位が高かったのはボストンで32位、ニューヨークは45位だった。ロンドンは5ランク上げて40位。
マーサーは、政治・社会環境、医療、教育、娯楽、住宅など39の要素を考慮し、世界で450以上の都市生活環境を分析した。
以下は、生活の質が最も高い10都市はい以下の通り
1位:スイスのチューリッヒ
2位:オーストリアのウィーン
3位:スイスのジュネーブ
4位:デンマークのコペンハーゲン
5位:ニュージーランドのオークランド
6位:オランダのアムステルダム
7位:ドイツのフランクフルト
7位:カナダのバンクーバー
9位:スイスのベルン
10位:スイスのバーゼル
原題:Zurich, Vienna Top Best Cities for Expat Living in Mercer Study (Correct)(抜粋)