米30年住宅ローン金利、昨年10月以来の低水準に 申請は大幅増
米抵当銀行協会(MBA)が9日発表した先週(4日まで)の住宅ローン平均約定金利は、主力の30年固定が6.61%と前週より9ベーシスポイント(bp)低下し、昨年10月以来の低水準となった。2016年5月、米ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[9日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が9日発表した先週(4日まで)の住宅ローン平均約定金利は、主力の30年固定が6.61%と前週より9ベーシスポイント(bp)低下し、昨年10月以来の低水準となった。
住宅ローン申請件数は20%増加し、昨年9月以来の高水準となった。
住宅ローン金利は米10年債利回りと密接に連動。関税による景気後退を懸念した投資家が国債に逃避したため、先週の10年債利回りは6カ月ぶりの低水準で終了した。
MBAの副チーフエコノミスト、ジョエル・カン氏は「住宅購入者と借り換え実行者は金利低下のチャンスを見逃さなかった」と語った。
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