【皆既月食】広島県内でも観測 真夜中の天体ショー 3年ぶり
もうすぐ「お月見」の季節ですが、月が地球の影に入る「皆既月食」が広島の空でも見られました。 【画像】広島でも観測 皆既月食 真夜中に繰り広げられた天体ショーをご覧ください。 9月8日午前1時半ごろ。 南西の空に浮かんだ月が、黒い影に覆われ始めました。 一部が欠けたように見える「部分月食」の状態です。 ■呉市かまがり天体観測館 山根弘也 館長 「いま一割くらい欠けたぐらいですかね」 呉市蒲刈町にある天体観測館です。 3年ぶりの皆既月食を見ようと、真夜中にもかかわらず天文ファンが集まりました。 ■参加者 「神秘的ですね」 そして午前2時30分ごろ。 ■参加者 「わあすごい、めっちゃ赤い!」 満月が完全に地球の影に入り、「皆既月食」の状態となりました。 太陽光の中でも赤い光だけは、地球の大気を通り抜けるため、月は赤く輝きます。 皆既月食は、午前3時53分までの83分間にわたって続きました。 その後、月は徐々に顔をのぞかせ、本来の明るさに戻っていきました。 天体ショーを楽しんだ参加者たちは・・・。 ■参加者 「ロマンですね。月が欠けて暗くなって周りの星がきれいに見える、これがまたよかったです」 ■参加者 「今まで3回くらい(皆既月食を)見たんですけど、一番きれいに見えたと思います」 ■呉市かまがり天体観測館 山根弘也 館長 「やっぱり何回見ても、月食って素晴らしいなって思いましたね」 宇宙が生み出す神秘の時間…。 「皆既月食」を次に日本で見ることができるのは、2026年3月3日ということです。 (2025年9月8日)
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