石川遼は今平周吾、河本力と同組 “女子プロ”寺西飛香留も出場 国内男子ツアーが今週開幕!

東建ホームメイトカップ 4月10~13日  東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県) 7062ヤード・パー71

 国内男子ツアーの2025年開幕戦が、10日から4日間(72ホール)の日程で開催される。賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円をかけて132人のトッププレーヤーが名古屋に集結する。

昨季2勝でツアー通算20勝の石川遼 写真:JGTO Images

 舞台は今年も「東建多度カントリークラブ・名古屋」。選手を翻弄する戦略性の高さを秘め、全体の高低差は35メートルと少ない。ピン位置次第で攻め方を変えるなど、柔軟な対応が要求され、技術とともに頭脳プレーも求められる丘陵コースだ。

 前年大会は、最終日に2位に1打差の首位から出た金谷拓実が、7バーディー、1ボギーの「65」をマーク。大会記録の通算23アンダーまで伸ばし、大会2勝目&ツアー通算6勝目を飾った。金谷はその後はなかなか勝ち切れなかったが、10月「ACNチャンピオンシップ」で勝利し、念願の賞金王に上り詰めた。

 12月に米国ツアーの予選会を突破し、25年は米ツアーを主戦場とする金谷は今年は不在。賞金ランク2位の平田憲聖も同予選会8位で出場権を得た米国下部ツアーに主戦場を移しているためエントリーしていない。

 フィールドには、今平周吾(23年)、重永亜斗夢(18年)、宮里優作(14年)といった歴代大会チャンピオンや、昨季2勝でツアー通算20勝の石川遼、いずれも昨季2勝の幡地隆寛、米澤蓮、いずれも昨季1勝の岩田寛、岩崎亜久竜、木下稜介、小木曽喬、杉浦悠太らが名を連ねる。

 また、主催者推薦で女子プロゴルファーの寺西飛香留(24歳)もエントリー。寺西は昨年8月、男子ツアーの今季出場権を争う1次予選会に女子選手として初めて挑戦し、女子で初めて日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアープレーヤーとなった。

 開幕に先立ち予選ラウンドの組み合わせが発表され、石川は今平、河本力と同組で午前8時20分に10番ホールからスタートする。

 大会は予選の2日間を終了後、上位60位タイが週末の決勝ラウンドに進出する。

<初日の主な組み合わせ> ※10番スタート 7時40分 重永亜斗夢、岩崎亜久竜、稲森佑貴 7時50分 吉田泰基、米澤蓮、堀川未来夢 8時00分 金子駆大、小木曽喬、幡地隆寛 8時10分 杉浦悠太、清水大成、比嘉一貴 8時20分 河本力、今平周吾、石川遼 8時30分 時松源藏、小鯛竜也、宮里優作 ※1番スタート

12時55分 寺西飛香留、黒川逸輝、勝亦 悠斗

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