ロシア、ウクライナ無人機撃墜 トルコ経由ガス輸送管攻撃試みたと主張

ロシアは13日、ウクライナのドローン(無人機)が9機を撃墜したと発表した。2022年1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアは13日、ウクライナのドローン(無人機)が9機を撃墜したと発表した。これらドローンが、トルコや欧州に天然ガスを提供する海底パイプライン「トルコストリーム」のインフラに攻撃を試みたと主張した。

ロシア国防省によると、攻撃の標的はロシア南部クラスノダール地方のガス圧縮施設。現在、施設は正常に稼働しており、死傷者は出ていない。

ロシア国営タス通信によると、クレムリン(ロシア大統領府)のペスコフ報道官は「エネルギーテロ行為」と非難した。

ロイターは、ウクライナのドローンが攻撃を試みたかどうかについて確認できていない。ウクライナ外務省からはコメントを得られていない。

ペスコフ報道官によると、ラブロフ外相とロシアの国営ガス企業ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は攻撃を巡り、トルコ側の担当者らと協議を行った。

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