ロリー・マキロイの最新14本 なぜ「Qi4D」のコア? 「スピンのバラつきが減った」

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント presented by Workday◇ミュアフィールドビレッジGC (オハイオ州)◇7569yd(パー72)

4月の「マスターズ」を連覇したロリー・マキロイ(北アイルランド)がミュアフィールドビレッジで戦う姿には焦りが一切なく、どこか余裕すら感じられた。次週は今季メジャー第3戦「全米オープン」(シネコックヒルズGC)が控えており、最新の14本をチェックしたい。

ドライバーは、テーラーメイド「Qi4D」(コアモデル)を昨年11月のDPワールドツアー(欧州ツアー)「アブダビ選手権」から使用している。「見た目ももちろん気にいったけど、スピードがとにかく出る。新しいモデルのほうがちょっと速くなっていて、使わない理由はなかった」と今回の移行はスムーズだった。

スピン量の安定感にも驚かされたという。「フェースの上下で打点がズレても、前作の『Qi10』よりはるかに安定している。『10』ではスピン量が1900~2800回転とバラつきがあったけど、『4D』は2150~2500回転に収まる。最初にテストしたとき、10球打ったスピン差が最大でも75回転しかなかったんだ。驚くだろ」とエピソードを交えて語った。

3番ウッドは「Qi10」を継続し、5番ウッドは「Qi4D」にスイッチ。ウッド類のシャフトはすべてベンタスブラックを挿している。

アイアンは「P760」(4番)と「RORS PROTO」(5~9番)のコンボセットを継続。ウェッジは4本体制で、いずれも「MG5」を使用している。ロブウェッジのみ、シャフトにプロジェクトXウェッジ(6.5)を装着している。

パターは、2024年のツアーチャンピオンシップ以降、「スパイダーツアーX」(ショートスラント)を使用し続けている。それ以前はトゥルーパスモデル(ヘッド中央部の窪みが白で、黒い1本線が入るタイプ)を使っていたが、窪みの白をやめ、ヘッドの仕上げの色を変更し、白いラインを1本だけ入れた。「1本の線だけはっきり見せることで、アラインメントをよりシンプルにしたかった」という。なお、ボールにも黒い1本線が入っているが、その線とパターの線を合わせることはないそうだ。

十分すぎる結果を残しているのだから、「敢えてクラブを替える必要はない」。そんな意思が感じられる14本だ。(オハイオ州ダブリン/服部謙二郎)

ドライバー:テーラーメイド Qi4Dドライバー(9.0度) シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ70g台、硬さX)

フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi10フェアウェイウッド(3番 15度)、テーラーメイド Qi4D フェアウェイウッド(5番18度) シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK (3W=重さ80g台、硬さX、5W=重さ90g台、硬さX)

アイアン:テーラーメイド P760アイアン(4番)、テーラーメイド RORS PROTO(5~9番) シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX(7.0)

ウェッジ:テーラーメイド MG5ウェッジ(46、50、54、61度) シャフト:46~54度=トゥルーテンパー プロジェクトX(6.5)、61度=トゥルーテンパー プロジェクトX WEDGE(6.5)

パター:テーラーメイド スパイダーツアーX

ボール:テーラーメイド TP5

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