【2290円】ユニクロCのヒートテックってどうなの? 同じ価格の通常版と比べてみたら全然違った
2025年も残すところあと2ヶ月ほど。今年も猛暑だなんだと言っていたのがつい最近のように感じるが、ここにきて一気に冬らしくなってきた。
そうなるとタンスから引っ張り出すのは、ヒートテックをはじめとする暖かインナー。もちろん今年もお世話になるつもりなのだが、なんとユニクロCからヒートテックが発売されていて気になった。これってどうなの?
ちなみにユニクロCは英国の著名デザイナー「クレア・ワイト・ケラー」が手がけたもので、スウェットがバズったのも記憶に新しい。いまや多くの店舗に置かれており、その存在は広く知られるようになった。
ただ、ヒートテックの登場はこの秋が初めてなので未知の領域。しかも、通常ユニクロのヒートテックと同じ価格で2290円、同じベトナム製だったから何がどう違うのか知りたいところである。
そこでCと通常版の2種類を購入し、着比べてみることに。まずはユニクロCのヒートテック(極暖)から素材を見てみると……
アクリル57%、レーヨン28%、カシミヤ9%、ポリウレタン6%。注目すべきはやはりカシミヤの名前があることだ。
対する通常版(極暖)は綿52%、アクリル41%、ポリウレタン7%。肌面100%コットンとのことだが、その着心地は今さら説明するまでもないだろう。
でもって、取り出してみるとこんな感じ。そんなに見た目は変わらないかな……と思いきや!
ユニクロC(上)の方が薄い、軽い、柔らかい。そして実際に着てみても……
見た目以上に結構違ったから驚いた。一言でいうなら「フワッ」。ユニクロCの方がより柔らかい触り心地で、肌に上品な感じで密着するような感覚がしたのだ。
また、腕の部分もそう。Cを着たあとに通常版を着ると少しばかり窮屈に感じる。そのぶん形状保持機能に優れているということでもあるが、可能な限りフワッと着たい人にはCの方が圧倒的にブッ刺さりそう。
とはいえ、窮屈感は一時的なもの。通常版とCどちらも「ウルトラストレッチ」の機能性がついているから、そう気にするほどでもない。着てしまえばスンナリ馴染むので、選択肢の大きな分かれ道となるのは肌触りだろう。
それから肝心の暖かさはどちらも素直に良好。動かなくても暖かさを感じて、しっかり温もりを閉じ込めてる感がある。このあたりはユニクロクオリティといったところか。
好みは人それぞれであるが、個人的にはユニクロCの方を気に入った。極寒じゃなければ、これ1枚を中に着ていれば十分快適に過ごせそうである。
というわけで、Cと通常のヒートテックは似ているようで違いがあるインナーだった。もし店内の見本で触れなかったら「薄い、軽い、柔らかい」というCの特徴を参考にしていただけたら幸いだ。
執筆:原田たかし Photo:RocketNews24.
▼ユニクロCヒートテックの機能 ▼こちらは通常版