新スーパーマンが赤いパンツを履く“真の意味” 主演俳優、王立カナダ騎馬警察を例えにジェームズ・ガン説得
DC映画『スーパーマン』で主人公クラーク・ケント/スーパーマンを演じたデヴィッド・コレンスウェットがインタビューに応じ、新スーツの特徴でもある赤いパンツに込められた真の意味を明かした。
【画像】彫刻のようなビジュアル!新スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェット
原作コミックのイメージを踏襲した新スーパーマンのスーツは、オリジナル版を象徴する赤いパンツを履いている。メガホンを取ったジェームズ・ガン監督は、この赤いパンツがデザイン面で「最も悩んだ」部分だとシネマトゥデイのインタビューで語っており、コスチュームデザイナーに赤パンツありとなしの2バージョン製作してもらい、最終的な決定権を着用者であるデヴィッドに委ねたと明かしている。
ADVERTISEMENTガン監督から「君との会話が衣装の決定にとって重要だった」と言われたデヴィッドは、もともと「絶対こうあるべきだ」とスーツに対する強いこだわりはなかったとのこと。「でも、衣装合わせにジェームズが立ち会ってくれて、赤いパンツ“あり”と“なし”のバージョンを両方見比べた時、彼は『どうも赤いパンツがしっくりこない』と言っていた。それはビジュアル的な問題というよりも、彼にとって物語の中で衣装にも意味を持たせることが重要だったからだ」
ガン監督は、劇中に登場する装飾の全てに“理由”や“機能”があるべきだと考えていた。もちろん、スーパーマンの赤いパンツも例外ではない。両バージョンを試着したデヴィッドは、ガン監督にこう伝えたという。
「私は『確かに赤いパンツは、非合理的な見た目で、機能性もないかもしれない。でもあれは“機能”ではなく、“メッセージ”なんじゃないかな?』というアイデアを投げかけた。スーパーマンが赤いパンツを履いているのは、『自分は軍事的な存在ではない』『支配しに来たのではない』『脅威ではない』ということを人々に伝えるための視覚的なサインなのかもしれないよ、とね」
映画『スーパーマン』より - (C) & TM DC (C) 2025 WBEIまた、デヴィッドはガン監督を説得する際、スーパーマンのスーツを王立カナダ騎馬警察(RCMP)の象徴的な赤い制服を例に挙げていたという。「あの制服は、戦うためのものというより、“信頼”や“親しみやすさ”の象徴だ。スーパーマンのスーツも、まさにそういうもので、目立ちたいとか、クールに見せたいのではなく、人々に自分の存在を知らせ、見つけてもらい、頼れる存在だと知らせる意味があると思う。だからこそ、あの赤いパンツには“意味”があると思って、ジェームズにもそう伝えた。スーパーマンは、もともと人間よりも圧倒的に強い存在だから、別に誇示する必要もないし、恐れられる必要もない。むしろ、真の自信があるからこそ、親しみやすさや優しさを表現することが重要なんだ」
ADVERTISEMENT完成したスーツの着心地について聞いてみると、「長時間身につけていると、間違いなく体力を消耗する」とデヴィッドは正直に答えた。それでも、機能的は抜群だそうで「しばらくすると、着ていることを忘れてしまうんだ。毎朝スーツを着る時は、まるでウェットスーツを身に着けるような感覚で、少しずつ身体に馴染ませながら袖を通す感じなんだけれど、一度着てしまえば、まるで自分の身体の一部みたいに感じられた」と振り返っていた。(編集部・倉本拓弥)
映画『スーパーマン』は7月11日(金)日米同時公開
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小芝風花と佐藤健がダブル主演を務める Amazon Original ドラマ「私の夫と結婚して」(毎週金曜2話ずつ配信中)の第5・6話(11日配信)のあらすじ・場面写真が公開され、小芝演じるヒロインのド派手なメイクを施した姿が見られる。
【画像】亘(佐藤健)の過去が明らかに…「私の夫と結婚して」5・6話場面写真
韓国で漫画化、ドラマ化もされたNAVERウェブ小説を日韓共同で新たにドラマ化した本作は、本作は、親友と夫の裏切りにより命を落とした主人公・美紗(小芝)が10年前にタイムリープし、親友・麗奈(白石聖)と夫・友也(横山裕)を破滅させようとリベンジを図るストーリー。
ADVERTISEMENTPrime Videoのトップ10(日本)のランキングで現在1位を独走中の本作。5話では、なぜか常に自分を助けてくれる部長の亘(佐藤)と大学時代からの縁があったことを知った美紗が、徐々に心を開き、彼との距離を縮めていく一方、自分の思い通りにならない美紗に苛立った麗奈が友也を誘惑。5話の場面写真には、亘の過去にまつわるシーンもあり、大学生時代に美紗の亡き父(津田寛治)と歓談する様子、美紗の一度目の人生で美紗の葬式に参列する姿など。麗奈が至近距離で友也を誘惑するシーンもある。
続く6話では、美紗が濡れ衣をきせられた後輩の未来(黒崎レイナ)を救うため、亘と協力。ある時は、美紗がある思惑から両家顔合わせの場に前の人生とは違う装いで登場。騒動ののち友也の前に麗奈が現れる……。会社では、トラブルの責任を未来に押し付けようと課長の冨田(清水伸)に懇願する麗奈や、未来の真実を証明するために奔走する亘、未来と悠斗(七五三掛龍也)といい雰囲気のシーンも。
6話で両家顔合わせの場に現れた美紗は、これまでの清楚なイメージとは打って変わって好感度ゼロのド派手なメイクとファッション。本シーンでは、小芝にとっても初めての濃いメイクだったという。
ADVERTISEMENT7・8話は7月18日、9・10話は25日に配信予定。本作では、オスカー受賞映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)を制作した韓国の大手エンターテインメント企業・CJ ENM と、ドラマ「愛の不時着」(2019)などのヒット作を生み出してきた韓国の制作会社スタジオドラゴンがタッグ。監督を「ザ・グローリー ~輝かしき復讐」(2022)などのアン・ギルホが、脚本をドラマ「凪のお暇」(2019)、映画『九十歳。何がめでたい』(2024)などの大島里美が務める。(石川友里恵)
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藤子不二雄Aさんのブラックコメディー漫画を秋山竜次(ロバート)主演で実写化する、Prime Video 配信の連続ドラマ「笑ゥせぇるすまん」で、“ココロのスキマ”を抱えた登場人物たちを演じるキャストが発表。さらに、各話のタイトルや出演者たちが収められた本予告映像も公開された。
本作は、秋山演じる黒いスーツで全身を包んだ謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろふくぞう)が、悩める現代人の“ココロのスキマ”を埋めていくオムニバス形式の物語。ダークで大人のメルヘンな世界観はそのままに、原作を現在にアップデートしたエピソードと、完全オリジナルエピソードで構成され、全12話を3週にわけて配信する。
ADVERTISEMENT各エピソードの脚本を手掛けるのは、宮藤官九郎、マギー、細川徹、岩崎う大(かもめんたる)ら、幅広いジャンルで活躍する脚本家たち。そして、本作のもうひとつの主役ともいえる、喪黒の“お客様”にも豪華俳優がそろう。
「笑ゥせぇるすまん」豪華ゲストが登場(C)藤子スタジオ/TV TOKYO7月18日から配信される第1話「たのもしい顔」(脚本:宮藤官九郎)には山本耕史、第2話「シーソーゲーム」(脚本:宮藤官九郎)には斉藤由貴と千葉雄大、第3話「ソックリさん」(脚本:マギー)には本郷奏多とあの、第4話「決断ステッキ」(脚本:細川徹)には黒島結菜が出演。
7月25日から配信される第5話「夢の一発屋 ーモグリズムIー」(脚本:宮藤官九郎)には夢グループの石田重廣と保科有里、第6話「デトックスヒロイン」(脚本:マギー)には井桁弘恵、第7話「地下アイドル ーモグリズムIIー」(脚本:マギー)には高嶋政伸(高ははしごだか)とOCHA NORMA、第8話「借りパクの泉」(脚本:宮藤官九郎)には中川大志が出演。
ADVERTISEMENTそして、8月1日配信の第9話「イン主婦エンサー」(脚本:マギー)には仲間由紀恵、第10話「海馬ガム」(脚本:マギー)には國村隼、第11話「ホワイト上司」(脚本・岩崎う大)には勝地涼、第12話「サブスクおじいちゃん」(脚本:細川徹)には濱田岳と小日向文世が出演する。各話出演者と配信スケジュールは以下の通り。(編集部・入倉功一)
「笑ゥせぇるすまん」各話出演者&配信スケジュール
【#1~#4】2025年7月18日(金)配信開始 #1「たのもしい顔」山本耕史 #2「シーソーゲーム」斉藤由貴、千葉雄大 #3「ソックリさん」本郷奏多、あの
#4「決断ステッキ」黒島結菜
【#5~#8】2025年7月25日(金)配信開始 #5「夢の一発屋 ーモグリズムIー」石田重廣、保科有里 #6「デトックスヒロイン」井桁弘恵 #7「地下アイドル ーモグリズムIIー」高嶋政伸、OCHA NORMA
#8「借りパクの泉」中川大志
【#9~#12】2025年8月1日(金)配信開始 #9「イン主婦エンサー」仲間由紀恵 #10「海馬ガム」國村隼 #11「ホワイト上司」勝地涼
#12「サブスクおじいちゃん」濱田岳、小日向文世
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声優の武内駿輔が10日、グランドシネマサンシャイン池袋で行われた映画『スーパーマン』(7月11日公開)の日本最速IMAX上映イベントに登壇。主人公スーパーマン/クラーク・ケントの日本語吹替版声優を担当している武内は、「なかなかいいものが出来たと自信が持てています」と熱い思いを語った。イベントには、ロイス・レイン役の種崎敦美(崎はたつさきが正式)、レックス・ルーサー役の浅沼晋太郎、<スーパー>アンバサダーを務め自らも声優として参加しているお笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)も参加した。
【動画・トークノーカット】『スーパーマン』ついにお披露目!吹替版キャスト集結
本作は、DCスタジオ共同CEOのジェームズ・ガンが監督・脚本を手がけた『スーパーマン』の完全新作映画。地球を守るスーパーマンという自らの正体を明かさず新聞記者として働くクラーク・ケントが、宿敵である天才科学者レックス・ルーサーに立ち向かう姿を描く。
ADVERTISEMENT大のDCコミックのファンだという武内は「とにかく小さいときからDCコミックが好きで、しかもジェームズ・ガンの作る『スーパーマン』に携われるというワクワクした気持ちでした」と作品に参加することになったときの気持ちを述べると「これまでいろいろな形で語り継がれてきた歴史のなかに自分が参加できるということで、いい仕事をしたいなという気持ちで臨みました」とアフレコへの思いを語った。
実際収録を行った際、武内は「結構自信が持てるものが出来上がったんじゃないかなという、自負を持てる仕上がりになっていると思います」と胸を張ると、この日は字幕版での上映となっていたが「ぜひ吹替版も堪能していただきたいです」と客席に呼びかけた。
完成した作品をいち早く観た武内は「DCファンとしてまず感動したのは、ジョン・ウィリアムズが作曲した『スーパーマン』の劇伴が、今回ふんだんにアレンジされて使われているんです」と音楽に触れると「ジェームズ・ガンが、当時の『スーパーマン』へのオマージュでありつつ、すごくリスペクトを抱いているんだなと感じました」と感想を述べる。
いよいよ日米同時公開が明日に迫った本作。武内は「ジェームズ・ガンが描く壮大なアクションはもちろんなのですが、人と人との愛情などもテーマになっている作品。そして素晴らしい音楽も作品を彩っているので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とアピールしていた。(磯部正和)
【トークノーカット】武内駿輔、種﨑敦美、浅沼晋太郎、チョコレートプラネット・長田庄平&松尾駿が登壇!映画『スーパーマン』この夏はスーパーマン!日本最速IMAX(R)上映イベント » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。