マイクロソフトのCopilot推しは続く。Office 365を「Copilot」に改名

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Microsoft(マイクロソフト)は、AI普及のために「Copilot」を猛プッシュです。

仕事や日常で多くの人が触れるアプリといえば、Microsoft Officeではないでしょうか。そんな「Microsoft 365 Office」が「Microsoft 365 Copilot」に改名すると言う計画が2024年12月に発表され、じわじわとMicrosoftのサービス改名が進められてきました。Microsoftといえばの主力アプリOfficeをリブランディングするという行動は、MicrosoftがAIを本腰で人類に普及させるぞ! という意気込みを感じます。

じわじわ広がるCopilotの波

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MicrosoftがAIアシスタント「Copilot」をすべてに統合しようとしている動き、実は2024年1月に始まっていて、ブラウザを「Microsoft Edge: AI Browser」と改名したことを皮切りに、専用の「Copilot+ PC」の発売、キーボードやラップトップに「Copilotキー」を追加まで既に実装済みです。そして満を辞してOfficeをCopilotへ改名することで、社名よりも前面にCopilotを売り出しています。

Windows Latestによると

Officeアプリは数日中に「Copilot」を強調するデザインに変更されるとのことです。これには、従来の青い六角形の「Microsoft 365 Office」ロゴが「Copilot」ロゴに変更され、右下に小さく「M365」というタグが付くデザインとなっています。

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このリブランディングの動きは、さらに広がる可能性は高いと予想されています。

というのも、MicrosoftがロゴをCopilot仕様に変更したことを考えると、Officeを「生産性アプリ」というより「Copilotを活用したアプリ」として使ってほしいという意図が透けて見えるからです。

一方でこのアイデアをユーザーに受け入れてもらえるかどうかは今のところ未知数です…。もしもユーザーの反応が芳しくない場合は、もう一度改名…なんて展開もあり得ます。

MicrosoftのCopilot導入推進は続く

では、すべてのMicrosoftアプリにCopilotが統合された今、Microsoftは次に何を目指しているのでしょうか?

それはCopilotをサードパーティーに持ち込む年になると考えられています。その根拠として、LG(エルジー)やSamsung(サムスン)が自社のスマートテレビにCopilotを追加することに同意したことです。MicrosoftがCopilotを強力に推進していることを考えると、Microsoft製品以外で展開される可能性が高そうです。

ほとんどの人が手元にスマホを持ち、Googleで検索することが当たり前になった現代では、ググるという言葉が当たり前に使われるようになりました。AIが多くの人々に受け入れられ、誰もがCopilot搭載の端末を持ったとき、ググるのようにCopilotでAIに質問することを「Copilotする(コパる)」なんていう日がやってくるかもしれません。 テクノロジーに影響を受けて言葉が変化していく未来に立ち会えることにワクワクします。

Source: XDA, Microsoft

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