「鬼滅の刃」劇場限定予告が盗撮被害 公式が違法行為に警告
5月9日より劇場公開を開始した「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のリバイバル上映において、本編の最後に流れる劇場限定予告映像を盗撮した動画が、ネット上に投稿されていることが確認されました。
「鬼滅の刃」公式サイトおよび公式Xでは、犯罪にあたる行為として警告しています。
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今回の劇場限定予告は、7月18日より公開予定の「無限城編 第一章」の新規映像を使用したもの。リバイバル上映における目玉のひとつでもあり、来場者のみが観られる特別なコンテンツとして位置づけられています。しかし、その映像が無断で撮影され、SNSなどで拡散される事態となっています。
劇場内での映画の撮影行為は、「映画の盗撮の防止に関する法律」(映画盗撮防止法)によって明確に犯罪行為と定められており、加えて、撮影した映像をインターネット上にアップロードする行為は、著作権法に定められた「公衆送信権」および「送信可能化権」の侵害にあたります。
公式発表ではこれらの行為について、「映画盗撮防止法および著作権法に反して著作権侵害が行われた場合には、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります」と強く警告しています。
こうした違法行為が繰り返されれば、作品や観客の体験そのものが損なわれかねません。観客全員が安心して楽しめる環境を守るためにも、上映中に不審な行為を見かけた場合は、速やかに劇場スタッフへ知らせるなど、適切な対応を心がけましょう。
現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のリバイバル上映の本編の最後に流れている「無限城編」の劇場限定予告を盗撮した映像がネット上に見られます。
劇場での映画の盗撮行為は「映画の盗撮の防止に関する法律」(映画盗撮防止法)により犯罪です。…
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) May 11, 2025
<参考・引用> 鬼滅の刃公式(@kimetsu_off) 鬼滅の刃ポータルサイト 最新情報「『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』劇場限定予告の盗撮行為およびアップロードについて」
(山口弘剛)