オープンAI、チャットGPTのAIエージェント発表 複雑作業を代行

 米新興企業オープンAIは17日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」に、複雑なタスクをこなすAIエージェント機能を加えたと発表した。写真はオープンAIのロゴ。2023年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[17日 ロイター] - 米新興企業オープンAIは17日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」に、複雑なタスクをこなすAIエージェント機能を加えたと発表した。

AIエージェントは、アシスタントの進化系と考えられており、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabやセールスフォース(CRM.N), opens new tab、オラクル(ORCL.N), opens new tabなどテクノロジー大手も、生産性を高め、業務をよりコスト効率的にするために多額の投資を行っている。

オープンAIのエージェントは、ウェブ画面を操作できる「オペレーター」と、インターネット上で複数の段階を踏んだ調査を行うことができる「ディープリサーチ」の機能を統合したものとなる。

チャットGPTの「プロ」「プラス」「チーム」のユーザーが17日から利用できるようになる。

エージェントは、ドレスコードや天候などを考慮しながら、結婚式の服装を注文するなどのタスクを完了することができる。

ウェブを操作できる多くのツールを備えた独自の仮想コンピューターを使用することで、こうしたタスクを実現する。また、チャットGPTがプロンプトに関連する情報を見つけられるよう、ユーザーはGメールやギットハブなどのアプリを接続できる。

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