決死ダイブの周東佑京は「代えようかと思ったんですけど」 沈黙の打線に「これから考えます」

　ソフトバンクは17日、本拠地みずほPayPayドームで行われた日本ハムとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3戦に0-6で敗れ、日本シリーズ進出決定は持ち越しとなった。

　先発の上沢直之投手は初回に犠飛で1点を先制されると、4回にはレイエスにソロを被弾。7回には山縣にソロを浴びると、2死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった木村光投手が郡司に走者一掃の適時二塁打を許した。打線は伊藤の前に8回まで無得点に封じられ、反撃できなかった。試合後に取材に応じた小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。 　 ――伊藤投手を打ち崩せなかった。

「昨日の福島といい、大舞台ですごいピッチチングをされますね」

――上沢投手は7回途中で降板に。 「レイエスで代えてもよかったんですけどね。振り絞ることができるピッチャーなんで。でも、あそこまでですね」

――ダイビングした周東佑京選手が心配。 「でもバット振れると。代えようかと思ったんですけど、本人が振れると言ったので」

――相手の先発が投げている間に点が取れていない。 「向こうのピッチャーがいいということ」

――牧原大成選手の状態が良くない。 「ちょっと迷っている感じはしますね」

――柳町達選手は安定感がある。 「安定感というか、そんな簡単なもんじゃないですよ。まあ、どうすれば繋がるか、これから考えます」

（福谷佑介 / Yusuke Fukutani）