糖尿病予備軍の私が始めた「たんぱく質生活」37日目(2025/11/6)

テーマ:糖尿病対策/代謝再生プログラム

昨日は二日酔いの影響が一日中残った。今までなら、昼からは元気になったのだが。。。これは加齢によるものと、たんぱく質生活により代謝モードが切り替わりつつあること、の二つが原因らしい。昨日のように身体が辛いなら、もう、お酒も旨いとは思えなくなる。(これが脳の報酬の書き換えらしい。これは後日詳しく記載します)今朝も鍋。厚揚げに含まれる炭水化物だけでとりあえず満足。今日は朝から仕事が出来そうだ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夜食が膵臓を痛めつける

夜の9時。一日を終えて、ほっとする時間。つい、何か食べたくなる。「少しだけならいいだろう」――この“少し”が、実は膵臓にとって最も負担の大きい一口なのだ。人間の体には、「体内時計(サーカディアンリズム)」がある。朝は交感神経が優位になり、エネルギーを燃やすモード。夜は副交感神経が優位になり、修復・休息モード。つまり、夜の体はもう“片付け中”なのだ。そこへ食べ物が入ってくると、肝臓も膵臓も、「え、今から?」と慌てて働き始める。

夜はインスリンの効き目が弱い

しかも夜は、インスリンの働きが鈍くなる。ホルモン「メラトニン」が分泌され始め、体は眠りの準備をしている。このときに食事をすると、インスリン感度が低下し、血糖が下がりにくくなる。同じごはんでも、昼に食べれば血糖値はゆるやかに上がり、夜に食べればスパイク(急上昇)し、なかなか下がらないー―。これが、時間による代謝の落差だ。

夜は糖をあまり使わない

さらに、夜の糖は使われにくい。活動量が少ないため、筋肉が燃やしてくれず、余った糖が脂肪に回る。寝る前の「その一口が豚になる」だ。だから私は、夜は“終業時間”を決めるようにしている。どんなに遅くても夜8時まで。それ以降は、白湯かほうじ茶だけにする。

代謝リズムの再生

最初の頃は空腹がつらかったけれど、いまでは、体がそのリズムを覚えた。翌朝の目覚めが軽くなり、昼食後の眠気もなくなった。糖を減らすだけではなく、時間で整える。それが「代謝リズム」の再生だ。人間の体は、“何を食べるか”も大事だが、“いつ食べるか”で動いている。食事とは、単なる栄養摂取ではなく、体内時計への「指令」なのだ。今日も、夜は早めに終業。膵臓に「お疲れさま」と声をかけて、一日のスイッチを切ろう。

大好きな炭水化物よ、さようなら!

嶋﨑剛志プロは上毛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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