二宮和也『#真相をお話しします』に声の出演!伏線アリの相関図も公開|シネマトゥデイ

新たに公開された相関図 - (C) 2025 映画「#真相をお話しします」製作委員会

 Mrs. GREEN APPLE大森元貴timelesz菊池風磨がW主演を務めた映画『#真相をお話しします』(公開中)に、二宮和也が声の出演として参加していることが東宝より発表された。併せて、本作で初の映画主演を務めた大森と菊池のインタビュー、物語の核心に触れる相関図も公開された。

【画像】timelesz原嘉孝がタトゥーの男に…場面写真

 発行部数累計77万部を突破する結城真一郎の5編からなるどんでん返しミステリー小説を映画化する本作。4月25日に全国351館で公開され、公開3日間で観客動員35.8万人、興行収入4.8億円を記録する大ヒットスタートを切った。本作のシークレットゲストとして、公開初日まで明かされなかった二宮和也の声の出演が明らかに。ワンシーンながらインパクトのある声の芝居を披露している。

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 鈴木と桐山を中心に、生配信暴露チャンネル「#真相をお話しします」で暴露されていくのは様々な事件の真相。これまで登場人物同士の関係も謎に包まれていたが、物語の核心に近づく相関図を公開。それぞれ怪しげなセリフも盛り込まれている。

 さらに、主演の大森と菊池のインタビューを公式サイトで公開。役を演じる上で意識したことやお互いの印象をはじめ、それぞれアーティスト、アイドルとして活躍しながら映画初主演を務めた本作への想いなどを語っている。インタビューの一部抜粋は下記の通り。(石川友里恵)

大森元貴

#鈴木というキャラクターを演じるうえで意識されたことは?

 一見突飛というか変わった役…概要とか肩書、経歴を並べるとそう思うんですけど、彼はいたって普通の人間、男性で。たまたま自分の境遇とか、扱いによって価値観が形成されているけど、矛盾している自分にいら立ったり寂しく思ったりもしている。でもどこかに希望を持っているようないでたちは、普段人として生活している部分は(自分としても)すごく分かるなと。特に何にこだわって鈴木になったかっていうのは、難しいですね…。ぶっ飛んだ設定がたくさんあるからこそ、僕と似ている共通点を探るところから始めたかもしれないです。

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#桐山役の菊池風磨さんのお芝居で印象に残ったことはありましたか?

 言葉選びが難しいんですけど、飄々とやられていた印象です。何かひとつのことに「う~ん(悩)」ってなったり、自分の中でグルグルしてしまったりっていうのを現場で僕は見ていないなと思って。そういう意味ではすごく器用な方だなと。役に対して現場に対してシーンに対して、瞬時に順応されていく方だなという印象でしたね。

#映画の現場を経験して音楽活動との違いは感じましたか?

 これはぶっちゃけて言うと、一番最初にオファーをいただいてプロデューサーさんたちに言わせていただいたことなんですが…。やっぱり映画を作るということは監督がいらっしゃって、脚本という指針があってのこと。そういう何か(自分と)違うところに答えや設計図があるというのは、音楽だと僕は経験がないんですよね。自分が設計図を書いて自分がひとつの駒にもなりながら、自分で駒を打っていくということをしてきているので。自分自身がひとつのピースになるというのは…ちょっと最初は難しく感じました。そこが一番何よりも不安だったことですね。自分の中にイメージも何もない状態から、ひとつのものを全身全霊で取り組んでお任せするということがなかったので、そこの違いはありました。結果それが刺激的で面白かったですし、逆に普段音楽でやっていることの答え合わせにもなりました。

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菊池風磨

#桐山というキャラクターを演じるうえで意識されたことは?

 ある事件が起きる前と後の違いは明確に出したいなと思いつつも、別人になり過ぎるのは違うなと思っていました。この人に何があったんだろう?と思わせるような役作りはしたいなと思っていました。かつての仲間たちとは仲はいいんだけど、桐山としてはどこか繕って彼らと一緒にいるようなイメージがあって。一方で鈴木ちゃんといる時は、本当の桐山なのではないかなと僕は思っていました。鈴木といる時の方が素に近い感じがしましたね。かつての仲間たちといる時は何か繕っている感じがするなというのは、台本を読んだ時から思っていました。そういった意味での、人間性の対比も見えるといいなと思います。

#大森さんのお芝居に驚かされたところは?

 彼がスピーカーになって話し出すんですけど、その時のテンポ感とかリズム感が、やはり音楽をされている方だから、歌っているかのような感じで聞き心地がとてもよくて。セリフひとつとっても、僕はリズムとか音程は非常に重要な気がするんですよね。表情とか気持ちだけじゃなくて。特にスピーカーみたいな、大勢に話すセリフは、リズムやテンポが顕著に出ると思う。それがさすがのアーティストならではの、聞き心地の良さ。あれは大きなスクリーンで見たら大迫力になっているのではないかなと思います。

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#今この映画の出演はご自身にとってどんな意味を持たれますか?

 お芝居の現場はグループとはまたすこし離れて、個人の可能性を広げられる大切な現場だなといつも思っています。もちろんそれをグループに還元するということも、念頭に置きつつですけど、(お芝居の現場は)本当に様々な出会いがあります。お芝居は少しずつ色々なことを見て学んで、少しずつですけど成長していくというのも大事だと思う。その中でいろいろな人と出会って様々な刺激をもらって、それによって人としてなのか、役者として、タレントとして、アイドルとして・・・この道に進んでいる以上必ずプラスになっていると思いますし、何よりその出会いが一番大事なのではないかなと今の時期は思っていて。出会いに刺激をもらって、お芝居もがんばろうと思えるし、グループ活動もがんばろうと思えるし。共演者の方々だけでなくスタッフの皆さんとも素敵な出会いが多かったなと感じております。

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GW何観る? - (C) 2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 大作や話題作が目白押しの2025年のゴールデン・ウィーク。シネマトゥデイが事前に実施した「GW(2025)に映画館で観たいのは?厳選10」投票の結果TOP3を発表する。4月18日から5月2日に公開される作品の中から、独断と偏見で選ばれた10作品が対象となる。

【画像】コナンくんと一緒に“長野巡礼”する山田孝之&山下美月

 3位には選ばれたのは、向井理が主演を務める『パリピ孔明 THE MOVIE』(94票)。同名の人気コミックを実写化したドラマの劇場版となる本作は、向井、上白石萌歌ディーン・フジオカ森山未來らドラマメンバーに加え、神尾楓珠詩羽水曜日のカンパネラ)ら新メンバーが参戦するほか、音楽バトルフェスのシーンには、&TEAM岩田剛典水森かおりらが本人役で登場する。

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 2位はマーベル・スタジオ製作の新作映画『サンダーボルツ*』(95票)。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のくせ者たちの活躍を描く本作は、アベンジャーズのような正統派ヒーローたちではない、過去に悪事を働いた“ならず者”たちが主人公となる。セバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ役)、フローレンス・ピュー(エレーナ役)らが出演する。

 断トツの1位は『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(213票)。劇場版第28弾となる本作は、長野県の雪山で起こった雪崩事故をきっかけに、毛利小五郎を巻き込んだ因縁(ミステリー)の幕が切って落とされるさまを描く。公開から10日間で、早くも観客動員430万人、興行収入63.4億円を突破した。大ヒットを記念して、“眠れるわけがない!発声可能やまびこ応援上映”が決定し、まだまだ盛り上がりは続きそうだ。

 そして、4位に『マインクラフト/ザ・ムービー』、5位に『#真相をお話しします』と続くほか、全10作品のランキング結果は以下の通り。注目作が続々と公開され、ゴールデン・ウィークの映画館は大いに賑わいそうだ。(今井優)

結果一覧

1位:『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』 213票 2位:『サンダーボルツ*』 95票 3位:『パリピ孔明 THE MOVIE』 94票 4位:『マインクラフト/ザ・ムービー』 65票 5位:『#真相をお話しします』 43票

6位:『花まんま』 21票

6位:『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』 21票 8位:『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』 16票 8位:『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』 16票 10位:『女神降臨 After プロポーズ編』 4票

(投票期間:2025年4月16日~4月23日23時59分/投票総数:588票)

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新作大量ランクイン! - (C) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 4月25日から4月27日までの週末映画動員ランキングが28日に興行通信社より発表され、劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が2週連続1位に輝いた。そのほか、6本の新作がTOP10入りし、ランキングが大きく入れ替わった。

【画像】四角い!『マインクラフト』キャラポス12点

 新作6本のうち、2位と好成績でスタートしたのは、大人気ゲームの実写版『マインクラフト/ザ・ムービー』。そして、3位にMrs. GREEN APPLE大森元貴菊池風磨がダブル主演を務める『#真相をお話しします』、4位に鈴木亮平有村架純共演の『花まんま』、5位に向井理主演で実写化したドラマの劇場版『パリピ孔明 THE MOVIE』と続く。さらに、8位にヒュー・グラントが主演を務めるA24製作のサイコスリラー『異端者の家』、10位にアニメシリーズ『鬼滅の刃』の特別編集版『鬼滅の刃 那田蜘蛛山編』がランクインした。

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 1位の『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、公開2週目にして累計成績は既に動員431万人、興収63億円を突破するという驚異の大ヒットを記録している。9位の『教皇選挙』は、今月21日にフランシスコ教皇が逝去され、5月上旬にコンクラーベ(教皇選挙)が行われることで、さらに注目が高まっている。

 今週末はKoki,が主演を務めるラブコメディー2部作の後編『女神降臨 After プロポーズ編』、Vシネクスト『爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー』、人気の動物型ビスケット菓子を映像化したアニメーション『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』、アイドルグループ「WEST.」が主演を務める『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』、マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『サンダーボルツ*』、アニメ『鬼滅の刃』シリーズの「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編」の第22話から第26話までの特別編集版『鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編』などが公開される。(今井優)

2025年4月25日~4月27日の全国映画動員ランキングトップ10

1(1)『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』 2(NEW)『マインクラフト/ザ・ムービー』 3(NEW)『#真相をお話しします』 4(NEW)『花まんま』 5(NEW)『異端者の家』

6(2)『映画ドラえもん のび太の絵世界物語

7(3)『ウィキッド ふたりの魔女』 8(NEW)『パリピ孔明 THE MOVIE』 9(7)『教皇選挙』

10(NEW)『鬼滅の刃 那田蜘蛛山編』

※()内は先週の順位/興行通信社調べ

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画像は『サンダーボルツ*』でのバッキー・バーンズ - (C) 2025 MARVEL

 マーベル・スタジオ劇場映画最新作『サンダーボルツ*』のジェイク・シュライアー監督がリモートインタビューに応じ、特報公開時に話題になったバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)のワンシーンについて、誕生の裏側や撮影エピソードを語った。

【動画】『サンダーボルツ*』食洗機でアーム洗うバッキー(2:41ごろ)

 昨年9月に公開された特報では、バッキーが左腕のメタルアームを食器洗い乾燥機(食洗機)で丸洗いし、洗い立てのアームをそのまま装着するシーンが収められており、国内でも話題になっていた。

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 シュライアー監督によると、あのシーンはエリック・ピアソンの初稿に書かれていたアイデアを、そのまま映像化したとのこと。「マーベルのレジェンドキャラクターに対しても、遊び心を持てるのは素晴らしいことです。ただし、過度にふざけた感じにはならないように気をつけました。映画で前後の文脈を見れば、納得してもらえるはずです。すごく小さな一コマですが、キャラクターたちをより地に足のついた存在として描く中で、自然な笑いが生まれる瞬間だったと思います」

 バッキー役のセバスチャンは、撮影初期にあのシーンに臨んだといい、予想外の演出に「本当にやるの?」と驚いていたそうだ。「私も『絶対うまくいくはず!』と思っていましたが、内心ドキドキでした」とシュライアー監督は振り返る。「彼はバッキーというキャラクターをとても大切にしていて、マーベルにも強い思い入れがあります。だからこそ、ただの悪ふざけではないと、(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギもこのアイデアを気に入っていると伝えました」

 『サンダーボルツ*』で描かれるのは、過去に悪事を犯したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の無法者たちよって結成された新チームの活躍だ。チームにおけるバッキーの立ち位置について、シュライアー監督は「チームが経験している困難を、過去に乗り越えた人物です。だからこそ、知恵を授ける存在になっています」と説明。劇中では、バッキーが新たな葛藤と向き合うそうで、「単なる助言役ではなく、バッキー自身の成長も描きたかったんです」とも。「各キャラクターがそれぞれ異なる角度から自らの道を進み、それらが最終的に一つに重なっていきます。そんなストーリー構成を目指しました」と語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

映画『サンダーボルツ*』は5月2日(金)日本公開

「サンダーボルツ*」特報|2025年GW 劇場公開決定! » 動画の詳細

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iStock.com / Berezko

 『告白』『渇き。』『来る』などの中島哲也監督が7年ぶりにメガホンを取った新作映画『時には懺悔を』が公開延期となることが明らかになった。28日、公式サイト並びにマスコミ向けの文書で発表された。

【画像】2018年に行われた舞台挨拶に登壇した中島哲也監督

 本作は今年元旦、6月の公開を発表。打海文三の同名小説を原作に、探偵の佐竹と助手で修行中の聡子が、ある殺人事件の真相を探るうち、9年前の誘拐事件で連れ去られた新という子どもにたどり着き、重い障がいがありながらも今を必死に生きる新との出会いによって、生きる力を取り戻していくさまを描くストーリー。佐竹に西島秀俊、聡子に満島ひかりがふんし、黒木華宮藤官九郎柴咲コウ塚本晋也片岡鶴太郎佐藤二朗役所広司らが名を連ねる。

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 製作委員会は公開延期の経緯、理由について「本年1月1日に映画化決定の情報を公開した際に、中島監督の過去作品の報道に関わる様々なご意見をいただきました。それらのご意見を真摯に受け止めた結果、製作委員会として、当該作品で起きたことは不幸な出来事であり、今後も決して同様のことが起きないよう万全の対策を取るべきであると痛感し、この問題をさらに詳しく調査、検証すべきであるという思いに達しました。そして、本作『時には懺悔を』の関係者一同がその真相を理解、納得し、ベストな状況で一丸となって作品を届けるためには充分な時間が必要と判断し、当初予定した公開時期を2026年に延期する事を決定致しました」と発表。

 「現在、当時の関係者へのヒアリングを中心に調査を進めております。それが『時には懺悔を』という映画にとって最良の選択であると信じておりますしこうした努力が我々映画製作者の今後にとって良き教訓になる事を願います。公開を心待ちにしておられた方々には誠に申し訳ございませんが、ご理解いただけますようよろしくお願い致します」としている。

 1月21日には製作委員会が過去の報道を受け、製作における各取り組みに関する声明を発表していた。(石川友里恵)

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