『シャドバWB』新レジェンドカードを先行紹介 アーティファクトネメシスの“正統派”強化パーツに?
次世代スマホカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond』は、6月17日にリリースされて以降、大きな盛り上がりを見せている。第1弾カードパック『伝説の幕開け / Legends Rise』環境もまだまだ活況を呈するなか、7月17日の第2弾カードパック「Infinity Evolved / インフィニティ・エボルヴ」リリースが発表された。
リアルサウンドテックは、「シャドバWB×GBVSR合同企業対抗戦」の『シャドバWB』メディア部門で2位に入ったことにより、「Infinity Evolved / インフィニティ・エボルヴ」のレジェンドカード紹介権を獲得した。本稿ではその内容を初公開する。
紹介するのはネメシスクラスのレジェンドカード《マインドアーツ・カルラ》だ。
- 進化前
- 進化後
クラス:ネメシス カードの分類:フォロワー レアリティ:レジェンド タイプ:- コスト:6 攻撃力/体力:5/4 能力:【ファンファーレ】自分の手札のコスト5以下のアーティファクト・フォロワー1枚を選ぶ。それのコピー1枚を自分の場に出す。
【超進化時】これは「1ターンに2回攻撃できる。」を持つ。
基本性能は、コスト6、攻撃力5、体力4のフォロワー。ファンファーレで「自分の手札のコスト5以下のアーティファクト・フォロワー1枚を選ぶ。それのコピー1枚を自分の場に出す。」という効果を持ち、アーティファクトネメシスのデッキに入るカードとなりそうだ。
また、アーティファクトとは直接関係ないものの、超進化すると「1ターンに2回攻撃できる。」効果を持つ。ご存知のとおり、超進化フォロワーが相手フォロワーを倒すと、相手リーダーに1ダメージを与えることができるため、2体のフォロワーを倒せば2ダメージ、ファンファーレで《デストロイアーティファクトβ》を出していれば、合計5ダメージを相手リーダーに与えることも可能となる。
現在のアーティファクトネメシスだと、コスト6は《箱庭の断罪者・シルヴィア》とバッティングする。ただ、回復・手札補充を選べ、進化と超進化で動きを調整可能な《箱庭の断罪者・シルヴィア》と、手札のアーティファクト・フォロワーが充実していればかなり幅広く動けるうえに、1枚で手軽に2面展開できる《マインドアーツ・カルラ》は無理なく共存できるだろう。アーティファクトネメシスは6〜7PPでの動きが固くなりがちで、6コストのカードとして《殺意の糸・ノア》を入れる構築も見かける。《マインドアーツ・カルラ》によって、デッキは“正統進化”するのではないか。
他クラスを含めた環境を踏まえると、アーティファクトネメシスは万能である一方、早めに勝負を決めようとするとそれなりに要求値が高くなるため、エルフやウィッチなどのトップデッキの猛者が相手だと後手に回ってしまうこともある。そこで《マインドアーツ・カルラ》のファンファーレと超進化時効果を活用し、盤面展開+盤面処理+リーダーへのダメージを実現すれば、ゲームの流れを一気に取り返すこともできそうだ。どのアーティファクトを出すかによって小回りが効くこともうれしく、前述のように《デストロイアーティファクトβ》を出して破壊力を高める動きは頻出するような予感がする。
「インフィニティ・エボルヴ」では、「オーディン」「グリームニル」などのShadowverse人気キャラクターたちだけでなく、まったく新しいキャラクターも含む77枚のカードが追加され、「フィルレイン」などの豪華アイテムと交換できる「エクスチェンジチケット」3枚も追加されるという。今回紹介した《マインドアーツ・カルラ》を含め、新しい環境・新しいデッキたちとのバトルが、いまから待ち切れない。
© Cygames, Inc.
『Shadowverse: Worlds Beyond』でドライツェーン役を演じ、「しゃどばすチャンネルビヨンド」ではMCを務め…
オーストラリアで過ごした高校時代に「Counter-Strike」と出会ってネットカフェに入り浸り、友人に誘われて始めた「Dance Dance Revolution」を通じて英語を習得した、各種プレイ歴だけは長いゲーマー。Jリーグクラブ番記者時代は栃木SC、大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉を担当していた。