Amazonベーシックを侮るなかれ!ひとつあると助かる「15-in-1 マルチツール」【今日のライフハックツール】

DIYやアウトドアレジャー、楽しいですよね。

こうした趣味に欠かせないものといえば、ハサミやドライバーなどのツール(道具)。せっかくなら良いものを手にしたいと、いろいろとリサーチしては、アレもコレも欲しくなってしまうもの。

なかでも、コンパクトなボディに各種ツールを詰め込んだマルチツールの魅力は、ちょっと別格でしょう。ロマンすら感じられると言っても過言ではありません。

【マルチツールはこんな人にオススメ!】

  • アウトドアや釣りなど、幅広い趣味に対応できる多彩な機能が欲しい
  • DIYや家庭でのちょっとした修繕など、より実用的な場面で使いたい
  • 有名ブランドにはこだわらず、とにかく安くてしっかり使える道具を探している
Photo: 田中宏和

人類の歴史は、道具の進化に支えられてきました。マルチツールとは、片手で持ち運べる“生存能力”と言い換えてもいいプロダクトです。

いわゆるジェネリック商品を多数ラインナップしているAmazonベーシックにも、そんなマルチツールがラインナップされています。

果たして実用に堪える仕様に仕上げられているのか、入手して試してみましたので、さっそくレビューしていきましょう。

15種類のツールを内蔵「15-in-1」

Photo: 田中宏和

3モデルがラインナップされているうち、15種類のツールを一体化しているのが「15-in-1」。

【15種のツール(上の画像をチェック)】

<上段(左から)>

缶オープナー、ハサミ、うろこ取り+釣り針リムーバー、ノコギリ、ナイフ。

<下段(左から)>

コルクスクリュー、縫い針、ネイルクリーナー+ヤスリ、アイスブレーカー、プラスドライバー、キーリング(カラビナ)、ボトルオープナー+マイナスドライバー

なかなかの充実ぶりになっています。

ちゃんと使えるナイフ

Photo: 田中宏和

15種類のツールのなかで、もっとも質の良さが求められるのはナイフの切れ味でしょう。実際、安価な製品の中には、冗談かと思うほど切れないものも珍しくありません。

この点、「15-in-1」のナイフは問題なく合格点を出せる切れ味となっています。

ただし本アイテムに限らず、ナイフは定期的に砥ぎを入れないと切れ味が悪くなってしまうもの。しっかりとメンテナンスをして育てていきましょう。

ハサミは洋服のタグや糸のほつれに

Photo: 田中宏和

紐や薄モノを切るのに有用なハサミも装備されています。ハサミはナイフと違ってケガのリスクが低いので、積極的に活用したいもの。

サイズ感が必要最低限のレベルなので、固いものを切るには向かないものの、しっかり刃先同士を密着させるように動かせば、洋服のタグや糸のほつれなどもきちんと切れます

ノコギリの実用性も◎

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ナイフ同様、ノコギリの切れ味も文句なし。ちょっとした木材加工はもちろん、火起こし用の材料を準備したりと、さまざまな用途に活躍してくれるでしょう。

こちらも定期的なメンテナンスが重要なので、切れ味が悪くなってきたら目立てを行いましょう。

他にもバッチリ使えるツールを満載

Photo: 田中宏和

密閉性が高く、備蓄食料の保管容器として最適な缶詰。この缶詰を開けるための缶オープナーも、しっかり使えます。

プルタブ式のイージーオープナーを採用した缶詰が増えているとはいえ、持っていると安心なツールのひとつですね。

Photo: 田中宏和

ほかにも、あると便利なツールを全部で15種類搭載している「15-in-1」は、コスパのいいマルチツールとして評価に値するプロダクトに仕上げられています。

Photo: 田中宏和

アウトドアレジャー好きはもちろん、とりあえず最低限の工具をひと通り揃えておきたいという人にもオススメです。

Photo: 田中宏和

一方、10種類のツールを一体化しているのが「10イン1」。

「15イン1」のダウングレード版と誤解することなかれ!実用の機会が少なくないニードルノーズプライヤー(ペンチ)を搭載している、本格的なマルチツールとなっています。

ちなみに「8イン1」は、こちらの「10イン1」をダウングレードしたという位置付けになっています。

10種の実用的なツールを搭載

搭載ツールは以下の通り。

【10種のツール】

ニードルノーズプライヤー(ペンチ)、ワイヤーカッター、ナイフ、のこぎり、マイナスドライバー、プラスドライバー、缶オープナー、栓抜き、カラビナ

Photo: 田中宏和

特にニードルノーズプライヤー(ペンチ)は、一般の人はあまり持っていないものの、実は役立つことが多い工具のひとつ。

調味料のプラキャップを外すような、指の痛みをガマンしながら力を込めないといけない作業も、口笛でも吹きながらササッとできてしまいます。

Photo: 田中宏和

個体差もあると思いますが、ナイフ、ノコギリの切れ味が「15イン1」より優れている印象もありましたし、「10-in-1」もバッチリ推せます!

特にツールの内容にこだわりがない一般の人が、とりあえず家に備えておきたいということなら、「10-in-1」のほうが使う機会が多くて実用的なのではないかと思います。

「15-in-1」も「10-in-1」も、値段だけ見て “安物” と切り捨ててしまうのは、とんでもない判断ミスだと断言できます。

有名ブランドのアイテムには、所有欲を満たしてくれるだけの価値があるのは間違いありません。しかしコスバを重視したいなら、Amazonベーシックのマルチツールは悪くない選択です。

ロック機構など安全面についてもキチンと配慮されていますので、ぜひ使ってみて欲しいと思います。

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Source: Amazon.co.jp

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