子どもは北海道、母は広島へ…!? JALの「キッズおでかけサポート」を利用して、親子別々の旅に出た一部始終

私事だが、先日、次女が6歳になった。つまり、JALのサポートサービスを使えば、子どもだけで飛行機に乗れる年齢だ。

今回チャレンジしたのは、6歳と9歳の姉妹2人で、単身赴任中の夫がいる北海道へ向かうフライト。

親としてもドキドキの体験だが、せっかく羽田空港まで見送りに行くなら……と、私自身も約9年ぶりとなる本格的な一人旅に出ることにした。

子どもを送り出す緊張と、久々のながーい自由でいろんな感情が交差する体験になった。

・今しかできないよねということで

今回の旅のきっかけは、夫のこんな一言だった。

「せっかく拠点が2つある今だからこそ、子どもたち2人だけで飛行機に乗ってみたら?」

たしかに、JALでは6歳からサポート付きで子どもだけでの搭乗が可能。子どもたちは多少不安そうではあったが、飛行機自体には何度か乗ったことがあるし、「やってみたい」と前向きだった。

一方で、心配していたのは私。さらに言うと、年末年始の帰省時にこの計画を聞いた義母はめちゃくちゃ心配していた。

・違う意味でドキドキする

当日は羽田空港の「スペシャルアシスタンスカウンター」で手続き。酔いやすさや注意点などを確認し、所要時間は10分ほど。次女はよくしゃべるので「うるさくないかな……」と心配していたが、それは伝達事項ではないか、と黙っておく。

搭乗時間が近づいても、子どもたちは意外とケロッとしていたが、私はずっと違う意味でドキドキ。なぜならこの日、私は別で広島行きの航空券を取っていたからだ。

もちろん、子どもたちが無事北海道に到着してから出発する時間の便を予約していたし、万が一の時は自分の旅をキャンセルする覚悟もしていた。

それでも、大幅な遅延や引き返しだけは勘弁しておくれ~~~と、ずっと心の中で祈り続けていた。

・優先搭乗で去っていく背中に、ちょっと感動

搭乗開始は予定通り。

JALのスタッフさんに付き添われ、優先搭乗でゲートを通っていく子どもたち。今回は、ただの旅行だとわかっているが、ちょっと感動。

これが入学や入社での旅立ちだったら……と想像した瞬間、危うく涙腺が崩壊しそうになる。とはいえ、感傷に浸っていられる余裕はない。

次に私の関心が向かったのは、感情ではなくフライトスケジュールだ。

・ガラス越しに飛行機を凝視する、怪しい人

まず、飛行機が動き出すまで、私はガラス越しに張り付いて見守っていた。

見送りでは通常、ここまで(制限エリア近くなど)は来れないので完全に「飛行機マニア」か「不審者」だと思われていた可能性はある。でも、やはり子どもたちが心配なので。フライトスケジュールも……ね。

少しだけ出発が遅れたものの、大きな遅延ではなさそう。引き返しがないことを祈りながら空港で待機していたら、無事北海道到着の連絡が入った。よかった~~~!

後日子どもたちに聞いたところ、「全然怖くなかった!」とのこと。離着陸前にスタッフさんがトイレに行くか確認してくれたらしいが、これは親としてすごくありがたいポイント。

ちなみに、もし子どもたちが乗った1本後の便だったら1時間以上遅延していたらしく、運の良さを噛みしめた。(もともとは、その便を予約しようとしていた)

・気づけば私、9年ぶりの一人旅を満喫していた

さて、私の広島旅はというと、子どもたちのことが気になってソワソワするかと思いきや……そんなことはなかった。

好きなペースで歩き、好きなときに食べ、好きなときに寝て起きて、とにかく動き回る。気づけば私はあっさり一人旅を楽しんでいた。

子連れ旅でもそんなに不便を感じていなかったけれど、今回寒波による寒さや雪もあったので、考えることが自分のことだけでよかったのは大きいなと実感。

ちなみにこの旅の間、あえて夫から子どもの写真や動画は送ってもらわなかった。久しぶりの再会も、楽しみに取っておきたかったからだ。

・帰りも念には念を入れて

帰りも、私は子どもたちより必ず先に空港に着くよう、かなり余裕を持って行動。

もしもの時は新幹線でも間に合うように、行き先も広島にした。本当は沖縄や台湾も迷ったが、結果的に広島でよかったと思う。

羽田では時間があったので、ターミナル間を移動して空港そのものを満喫。普段あまりやらない行動で、なんだか不思議な気分だった。

そして、北海道から戻ってきた子どもたち、JALのスタッフさんとの無事合流。

私の手には、完全に「広島行ってきました」感満載の荷物。少し恥ずかしかったが、特に何も触れられなかった。

・結果的に、すべてがスムーズだった

子どもたちも「楽しかった」「今度は1人でも行けるわ」と言っている(ほんとかいな)。

親としては、その成長がさみしくも嬉しくもあるという複雑な気持ちではあるが、何より、無事に終わったことへの感謝が一番大きい。

おそらく、今年1年分の旅行運を使ってしまったのではないかと思う。ありがとう、旅運! ありがとう、スタッフのみなさん!

参考リンク:JAL お子さまだけでのご旅行のご案内 執筆:夏野ふとん Photo:RocketNews24.

▼帰りの飛行機からの景色が絶景だった。琵琶湖も富士山もめちゃくちゃきれいだった!

▼一人なのでお酒も好きなタイミングで満喫

▼朝早めの行動も気にする必要なし

▼食べたいタイミングで食べたいものを食べる

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