新たに台風27号が発生 秋の空気とのぶつかり合いで大雨のおそれ 進路に加え前線や低気圧の動向にも注意

1日午前3時、日本のはるか南の海上で台風27号が発生しました。

台風27号は現在、西寄りに進んでいますが、このあと次第に進路を北寄りに変える見通しです。

今後は暴風域を伴いながら北上し、本州に近づく可能性もあります。

まだ進路に幅 来週以降の動向に注意

進路予想を見ると、台風は速度を上げずゆっくりと北上し、6日ごろには父島付近へ進む見込みです。

小笠原諸島では来週にかけて暴風や高波への警戒が必要ですが、本州への影響はまだはっきりしていません。

気象庁のスーパーコンピューターによる予想では、関東の東の海上へ向かう可能性もあります。

気象庁スーパーコンピューターの予想 この記事の画像(2枚)

進路にはまだ幅があるため、今後の最新情報をこまめに確認してください。

台風が離れて通っても、大雨の可能性

東京では9月、記録的な長雨となりました。その原因となった秋雨前線は不明瞭になりましたが、日本付近には依然として冷たい秋の空気が残っています。

ここへ台風27号が暖かく湿った空気を送り込むことで、新たな低気圧が発生したり、前線が活発化したりする可能性があります。

冷たい空気と暖かい空気は性質が大きく異なるため、その境目では活発な雨雲が発生しやすくなります。

たとえ台風本体が本州へ接近しなくても、この空気の境目付近では大雨となるおそれがあるので、台風の進路だけでなく、前線や低気圧の動向にも注意が必要です。

今年は短時間に大雨が降り、災害に繋がるケースが多いため、最新の気象情報を確認するようにしてください。

【執筆:フジテレビ気象センター・気象予報士 岡部茉莉】

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