Switch 2の「おすそわけ通信」で、やさしい世界と厳しい現実を知った

Photo: 小暮ひさのり

みんなでリアルに集まって遊ぶゲームってやっぱり楽しいね。

本日発売されたNintendo Switch 2を使って、さっそく「おすそわけ通信」を試してみました。

「おすそわけ通信」とはNintendo Switch 2と対応ソフトが1本あれば、Nintendo SwitchまたはNintendo Switch 2の人が皆で一緒にゲームが遊べるという便利機能です。

パーティーゲームの定番、『世界のアソビ大全51を1本のソフトで遊んでみた

世界のアソビ大全51』はおすそわけ通信に対応したソフトです。ソフトを持っているNintendo Switch 2とソフトを持っていないNintendo Switch 2台の計3人で遊んでみました。

オンラインで遊ぶのではなく、リアルに集まってローカル通信で遊べるこの体験はどこか懐かしい感じがします。

おすそわけ通信で遊ぶ場合は、まず最初に本体同士を近づける必要があります。実際に試してみましたが、接続はとてもスムーズで簡単に遊ぶ準備を整えることができましたよ。

Photo: マエノケンタ

3人で「ブラックジャック」と「7ならべ」をプレイしてみました。カードが並べられたゲームテーブルの映像も問題なく反映されたため、快適にゲームを進めることができました。1台のテレビを使ってこの遊び方はできないため、メリットを感じた部分でもあります。

また、動きの激しいアクションゲームじゃないということもあり、遅延に関しては少しだけ感じるほどで、特に支障はありませんでした。

画質的には若干ストリーミングゲームを遊んでいるような感覚ですねー

でも、特に問題なくプレイすることができてちゃんと快適にゲームできるレベル。ただ本体同士が離れると配信元のNintendo Switch 2の電波マークが悪くなったため、常に近くに寄って遊ぶ必要がありそうです。

Photo: はらいさん

おすそわけ通信で遊んだゲームを持っていない場合も、通信終了後のホーム画面にゲームアイコンが残ります。タップすると「ニンテンドーeショップへ」のメッセージが表示され、ソフトの完全版をすぐに購入できる流れとなっています。

「ちょっと遊んでみて、気に入ったら是非購入して遊んでね」という流れ、スーパーマーケットの試食販売が思い浮かびました。

Nintendo Switch 2をまだ購入できていない方でも、ほかのNintendo Switchと接続して皆でワイワイ遊べる「おすそわけ通信」。任天堂の親切な心意気を感じます。

<6/5 23:50頃 おすそわけ通信終了後のニンテンドーeショップへの導線について、該当箇所の記述を修正しました。/small>

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