青柳優馬、「斉藤ブラザーズ」を破り「第100代」世界タッグ王者への野望を激白「宮原健斗に『こっちもけんと』という名前でアーティストデビュー」…3・9後楽園

 全日本プロレスは27日、東京・湯島の事務所で3月9日の後楽園ホール大会で行う世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」斉藤ジュン、斉藤レイと挑戦者の宮原健斗、青柳優馬の記者会見を行った。

 2・9後楽園で「青柳兄弟」優馬&亮生を破り、史上最多の連続8回防衛を達成した「斉藤ブラザーズ」を破り「第100代」王者を目指す宮原&青柳優。会見で宮原は「すべては第100代になるまで、そのためにビジネスタッグを復活する。3月9日、間違いなく日本プロレス界最高峰のタッグ対決になることは間違いない。大きな大きなビジネスを成し遂げて第100代になる」と決意表明した。

 パートナーの青柳優は「100代世界タッグチャンピオンはビジネスタッグにこそふさわしい」と呼応したが「100代チャンピオンになったら何かしたいと思うんです」と切り出すと「プロレスラーもマルチなことに対応しないといけない。斉藤ブラザーズが証明している」とCDメジャーデビューするなど多方面で活躍する王者への敬意を表し「ビジネスというワードを使っている以上は、仕事を広げていかないといけない。斉藤ブラザーズに見習って歌手デビューを目指していこうかと思っています」と突然、告白した。

 さらに「私がプロデューサーとして大将が歌手としてやっていくことで考えてきました」と用意したスケッチブックを開くと「宮原健斗という名前があるんで『こっちもけんと』という名前でアーティストデビューしてもらって。全日本プロレスから新たな歌手を生み出したい。作詞作曲できないので誰かに募集したいと思っている」とマルチクリエイターのこっちのけんとをマネた自らが描いたイラストを披露し、100代王者になった後の野望を掲げた。

 これに宮原は「青柳優馬が勝手に言っているだけなんで。ビジネスタッグはそれぞれの考え方があって両者のビジネスの思考がある。賛同しているわけじゃないから。俺らビジネスタッグは交わることはないから。同じ100代という目標に向かっているだけ」と不快感を全開にしたが、青柳優はお構いなしに「ビジネスタッグのビジネスモデル。マストでやっていきたいと思ってます。ただプロレスやるだけじゃ、世の中、プロレスファン満足してくれませんから。二の手、三の手と用意しないといけないと思ってます、ビジネスモデルとして」と不退転の決意を繰り返していた。

 ◆3・9後楽園ホール全対戦カード(試合順は未定)

 ▼GAORA TV チャンピオンシップ

王者・宮本裕向 vs 挑戦者・“ミスター斉藤”土井成樹

 ▼北斗軍・春季トライアウト 2025

大森北斗、羆嵐、ジャック・ケネディ vs 世界の MAZADA、世界の TAKEDA、世界の YOSHIDA

 ▼タッグマッチ

青柳亮生、長尾一大心 vs 近藤修司、吉岡世起

 ▼世界タッグ選手権試合

王者組・斉藤ジュン、斉藤レイ vs 挑戦者組・宮原健斗、青柳優馬

 ▼世界ジュニアヘビー級選手権試合

王者・MUSASHI vs 挑戦者・立花誠吾

 ▼8人タッグマッチ

ライジング HAYATO、安齊勇馬、本田竜輝、綾部蓮 vs 鈴木秀樹、芦野祥太郎、田村男児、井上凌

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