ケーブルが消えた。バッテリーで動作するARグラスが登場
ついにケーブルレスなARグラスが現実的になってきた。
長らくARグラスを手掛けてきたXrealや、あのApple Vision Proでも、ケーブルをなくすことはできませんでした。ディスプレイ搭載のメガネをバッテリー駆動させるのは難しいのかな?
と思っていたら、同じくARグラスを手掛けてきたRokidがやってくれました。AI機能を内蔵し、なおかつバッテリーで動くARグラスをお披露目したみたい!
バッテリー&ディスプレイ搭載ARグラスというロマン
Rokid Jungle 2024にて発表された新しいARグラス「Rokid Glasses」は、0.13インチのMicroLEDディスプレイやスピーカーを内蔵したウェアラブル。Metaのスマートグラスにも搭載されているSoC「Snapdragon Qualcomm AR1」を搭載し、物体認識やテキスト翻訳、料理のカロリー推定といったのAI機能が使えるとのこと(Redditに画像いっぱいあります)。
このMicroLEDディスプレイはレトロゲームのように緑色一色しか表示できなものの、バッテリー駆動できるのが偉大(バッテリーの連続駆動時間は約4時間)。Metaのスマートグラスは単独動作はするけど、ディスプレイはありませんでしたからね。
先例では、片目ディスプレイ搭載の業務向けスマートグラス「Vuzix Z100」もディスプレイ搭載かつバッテリー駆動できましたが、こちらはAI機能などはなし。バッテリーで動いて、ディスプレイがあって、なおかつ日常的に使えるウェアラブルとしては「Rokid Glasses」が初めてになるかも!
価格も約5万3400円とそれほどお高くない。2025年中にグローバル展開も示唆しているようなので、日本上陸があったらぜひ試してみたいですね。Garminとの連携もあるみたいだし、アクティビティとの相性もいいかも。
Source: NotebookCheck.net News, Reddit, PR Newseire